住友林業の標準仕様を徹底解説【2026年版】構造・設備・床材・外壁まで一覧で紹介

住友林業の標準仕様を徹底解説 構造・設備・床材・外壁まで一覧で紹介

「住友林業の標準仕様って実際どうなの?」「標準のままで満足できる家になる?」と気になっていませんか。

結論からお伝えすると、住友林業の標準仕様は大手ハウスメーカーの中でもトップクラスのグレードです。構造はビッグフレーム構法(BF構法)で耐震等級3を確保し、床材は1階に無垢・挽板を採用、外壁はオリジナルのシーサンドコートやSODOを選べます。

筆者は2025年5月に住友林業で注文住宅を建てました。打ち合わせを重ねる中で「標準仕様の範囲内でも十分な質感が得られる」と実感しています。この記事では、住友林業の標準仕様を構造・断熱・キッチン・浴室・床材・外壁など項目別にわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • 住友林業の構造・耐震性能(BF構法・耐震等級3)
  • 断熱性能の標準仕様(UA値・断熱材・窓サッシ)
  • キッチン・浴室・トイレ・洗面台の選べるメーカーとグレード
  • 床材の標準仕様(無垢・挽板・突板の違い)
  • 外壁・屋根材・玄関ドアの標準仕様
  • オプション(提案仕様)扱いになる人気仕様
  • 標準仕様だけで満足できるかの結論
目次

住友林業の標準仕様が優れている3つの理由

住友林業は坪単価が高めのハウスメーカーですが、そのぶん標準仕様のグレードが高いのが特徴です。まずは全体像を押さえておきましょう。

他社のオプション仕様が住友林業では標準

住友林業の木目調の温かみのある外観

住友林業の標準仕様には、他社では有料オプション扱いになる設備が多数含まれています。たとえば1階の床材に無垢・挽板フローリングが選べる点は、他のハウスメーカーではまず見られません。

外壁もオリジナルの吹付塗装「シーサンドコート」「SODO(ソド)」が標準です。ハイウォール建具(ハイドア)も標準仕様に含まれており、天井まで届くスッキリとしたドアが追加費用なしで採用できます。

構造・耐震性能が標準で最高等級

住友林業の主力商品「MyForest BF」は、独自のビッグフレーム構法(BF構法)を採用しています。耐震等級は最高ランクの3を標準で確保しており、追加費用なしで地震に強い家が建てられます。

BF構法の核となる「ビッグコラム」は幅560mmの大断面集成柱で、一般的な105mm角の柱と比べて約5倍の強度があります。この柱のおかげで、大開口の窓や広々としたリビングを実現できます。

標準仕様の中でも選択肢が豊富

住友林業では、標準仕様の範囲内でも複数のメーカーから設備を選べます。キッチンはLIXIL・トクラス・クリナップの3社、浴室はLIXIL・トクラス・TOTOの3社から選択可能です。

床材に至っては無垢・挽板・突板・シートフロアなど豊富な選択肢があり、樹種も多彩です。「標準仕様=選べない」というイメージとはかけ離れた自由度の高さが住友林業の魅力です。

住友林業の標準仕様|構造・耐震性能

住友林業の家の基盤となる構造と耐震性能について解説します。標準仕様の時点で非常に高い性能を持っています。

ビッグフレーム構法(BF構法)の特徴

住友林業の代名詞とも言えるBF構法は、木造住宅で日本初の「木質梁勝ちラーメン構造」を実現した独自技術です。高層ビルで使われるラーメン構造を木造住宅に応用しており、耐震性と設計自由度を高い次元で両立しています。

核となる「ビッグコラム」は幅560mmの大断面集成柱です。一般的な木造住宅の柱(105mm角)と比べて約5倍の断面積を持ち、この太い柱が家全体を支えます。

筆者は南側全面に大きな窓をつけて広いリビングを実現したいという希望がありました。BF構法だからこそ大開口を取りながら耐震等級3を確保でき、住友林業を選んだ大きな理由の一つです。

耐震等級3が標準で確保される

住友林業のBF構法は、耐震等級3(最高等級)を標準仕様で確保しています。耐震等級3は、消防署や警察署と同等の耐震性能を持つ水準です。

項目住友林業の標準仕様
構法ビッグフレーム構法(BF構法)
ビッグコラム(幅560mm)
耐震等級等級3(最高等級)
構造形式木質梁勝ちラーメン構造
基礎べた基礎

木造住宅で大空間・大開口を実現しつつ耐震等級3を確保できるのは、住友林業のBF構法ならではの強みです。鉄骨系メーカーにも引けを取らない耐震性能を木造で実現している点は、他社にはない大きなアドバンテージです。

住友林業の標準仕様|断熱性能・窓サッシ

住友林業の断熱性能は「標準で十分か」と気になる方が多いポイントです。UA値と窓サッシの標準仕様を確認しましょう。

UA値は0.40W/m2K(4〜7地域)で断熱等級5〜6相当

住友林業の標準仕様のUA値(外皮平均熱貫流率)は以下の通りです。

省エネ地域区分標準UA値断熱等級
4〜7地域(東京・大阪など)0.40W/m2K断熱等級5〜6相当
3地域0.31W/m2K断熱等級6相当
1・2地域(北海道など)0.29W/m2K断熱等級6相当

一条工務店のような高断熱特化メーカーと比べるとUA値は劣りますが、ZEH基準(0.60以下)は大幅にクリアしています。住友林業は断熱だけに特化するのではなく、木の質感やデザイン性とのバランスを重視した設計です。

筆者が実際に住んでみた感想としては、断熱性能への心配は杞憂でした。午前中に暖房をつけておけば午後は暖房なしで過ごせるほど快適です。数値だけで判断せず、実際の住み心地で考えることが大切です。

窓サッシはアルミ樹脂複合+Low-Eペアガラスが標準

住友林業の窓サッシの標準仕様は、住む地域によって異なります。

地域区分標準サッシガラス仕様
5〜7地域アルミ樹脂複合サッシLow-E複層ガラス(アルゴンガス入り)
3〜4地域樹脂サッシLow-E複層ガラス(アルゴンガス入り)
1〜2地域樹脂サッシLow-Eトリプルガラス(アルゴンガス入り)

5〜7地域でもアルゴンガス入りのLow-E複層ガラスが標準で採用されています。さらに、5地域でも差額なしで樹脂サッシに変更可能です。断熱性能を重視する方は、営業担当に樹脂サッシへの変更を相談してみてください。

主なサッシメーカーは、LIXILの「サーモスII」や三協アルミの「アルジオ」などが採用されています。

住友林業の標準仕様|キッチン

住友林業のキッチンは、標準仕様の時点で中〜上位グレードの製品が揃っています。選べるメーカーと標準装備を確認しましょう。

選べるキッチンメーカー3社と特徴

住友林業の標準仕様のモダンなキッチン

住友林業のキッチンは、以下の3メーカーから選択できます。

メーカー商品名特徴
LIXILリシェルセラミックトップ対応・使い勝手の良さ
トクラスコラージア人造大理石カウンター・カラー豊富・吹付塗装
クリナップステディアステンレスキャビネット・防カビ性能

特筆すべきは、LIXILの「リシェル」が標準で選べる点です。リシェルはLIXILの最上位グレードに位置するキッチンで、他のハウスメーカーではオプション扱いになることが多い製品です。

トクラスの「コラージア」は人造大理石のカウンターが美しく、クリナップの「ステディア」はキャビネット内部までステンレスで湿気やカビに強いのが特徴です。

キッチンの標準装備一覧

住友林業のキッチンには、以下の設備が標準で含まれています。

キッチン標準装備
  • 食器洗い乾燥機(ビルトイン)
  • IHクッキングヒーターまたはガスコンロ
  • レンジフード
  • 浄水器
  • ソフトクローズ引き出し

食洗機がビルトインで標準搭載されているのは、共働き世帯にとって嬉しいポイントです。なお、標準ではI型(壁付け)キッチンとなりますが、対面キッチンへの変更は可能です。アイランドキッチンやペニンシュラキッチンは提案仕様(追加費用あり)になるため、予算と相談しましょう。

カップボード(食器棚)は標準仕様に含まれていない点は注意が必要です。ただし、住友林業クレストのチェスターフィットライトがオーナー紹介特典で無料サービスされる場合もあります。

住友林業の標準仕様|浴室・トイレ・洗面台

水回り設備は毎日使うため、標準仕様のグレードが特に気になる部分です。住友林業の浴室・トイレ・洗面台の標準仕様をそれぞれ紹介します。

浴室は3メーカーから選択可能

住友林業の標準仕様の浴室イメージ

住友林業の浴室(システムバス)は、以下の3メーカーから選べます。サイズは1616(1坪)が標準です。

メーカー商品名特徴
トクラスAXIY(アクシィ)人造大理石浴槽・高級感のある質感
LIXILリデアくるりんポイ排水口・お手入れ簡単
TOTOサザナほっカラリ床・柔らかい踏み心地

いずれのメーカーも断熱浴槽や節水シャワーが標準で備わっています。

トクラスの「AXIY」は人造大理石の浴槽が特に美しく、住友林業の施主に人気があります。

TOTOの「サザナ」は床が柔らかくヒヤッとしない「ほっカラリ床」が魅力です。

トイレは2か所設置が標準

住友林業では、トイレ2か所設置が標準仕様です。1階と2階それぞれにトイレが設置されます。平屋の場合も2か所が標準です。

設置場所標準タイプメーカー
1階(メインフロア)ロータンク型トイレTOTO(標準)/ LIXILも選択可
2階(サブフロア)分離型タンク式トイレTOTO(標準)/ LIXILも選択可

1階にはスタイリッシュなロータンク型、2階にはコストを抑えたタンク式が採用されています。TOTO製が標準ですが、ほぼ差額なしでLIXIL製にも変更可能です。タンクレストイレへの変更は提案仕様(追加費用あり)になります。

洗面台は幅90cmが標準

住友林業の標準仕様の洗面台

洗面台は以下の3メーカーから選択でき、標準サイズは幅90cmです。

メーカーシリーズ特徴
LIXILHCIDシリーズ収納力の高さ・スッキリしたデザイン
住友林業クレストHGCDシリーズ木質感のある住友林業オリジナル
TOTOHETDシリーズ汚れにくい陶器ボウル・お手入れ簡単

幅120cm以上のワイドタイプは提案仕様(追加費用あり)になります。標準の90cm幅でも2人並んで使えるサイズ感ですが、朝の身支度が重なる家庭ではワイドタイプも検討する価値があります。

住友林業の標準仕様|床材

床材は住友林業の最大の魅力と言っても過言ではありません。木にこだわる住友林業ならではの豊富な選択肢が標準仕様で用意されています。

1階は無垢・挽板、2階は突板が標準

住友林業の床材は、フロアごとに標準仕様が異なります。

フロア標準仕様選べる樹種の例
1階(主要フロア)無垢フロアまたは挽板フロアオーク・チェリー・ウォルナット・チーク・マホガニーなど
2階・その他突板フロア(GKシリーズ)オーク・チェリー・ウォルナット・ナラ・クルミなど

1階に無垢フローリングや挽板フローリングを標準で選べるのは、大手ハウスメーカーでは住友林業だけと言っても過言ではありません。他社では有料オプションになるか、そもそも選択肢に入っていないケースがほとんどです。

無垢・挽板・突板の違いと選び方

床材を選ぶ際に重要な「無垢」「挽板」「突板」の違いを整理します。

種類構造質感床暖房
無垢天然木の一枚板最も自然で高級感あり不向き(反りや隙間のリスク)
挽板厚さ2mmの天然木+合板無垢に近い質感対応可能
突板厚さ0.3mmの天然木+合板木目は美しいが質感はやや劣る対応可能

床暖房を導入する場合は無垢ではなく挽板を選ぶのが一般的です。挽板は無垢に近い質感を持ちながら、床暖房にも対応できる優れた選択肢です。

筆者は展示場に入った瞬間から、フローリングの素材選びの豊富さに驚きました。天井への木材の使い方、小上がり部分の独特な質感など、木の加工の多様さは住友林業ならではの魅力です。

サニタリーフロア・シートフロアも選択可能

トイレや洗面所などの水回りにはサニタリーフロア、コストを抑えたい部屋にはシートフロアも標準仕様の範囲内で選べます。

サニタリーフロアは水に強く掃除がしやすい仕様です。シートフロアは永大産業や大建工業の製品が選べます。あくまで実用性を重視する場所向けの選択肢ですが、追加費用なしで使い分けられるのは便利です。

住友林業の標準仕様|外壁・屋根材・玄関ドア

外観の印象を大きく左右する外壁・屋根材・玄関ドアの標準仕様を解説します。住友林業はオリジナルの外壁材が標準で選べるのが大きな特徴です。

外壁はシーサンドコート・SODO(ソド)が標準

住友林業の外壁は、吹付塗装の2種類が標準仕様として用意されています。

外壁材メーカー特徴防水保証
シーサンドコート住友林業オリジナル貝殻・珊瑚を含む吹付材・キラキラした風合い・12色30年
SODO(ソド)アイカ工業くすみカラーの落ち着いた風合い・マットな質感30年

シーサンドコートは住友林業オリジナルの吹付外壁材で、貝殻や珊瑚が含まれているため、光に当たるとキラキラと輝く上品な外観になります。劣化を通常の1/3に抑える耐久性も魅力です。

SODO(ソド)はくすみカラーが特徴で、マットで落ち着いた印象の外観に仕上がります。筆者はSODOを選びたかったため、Forest Selection BFではなくMyForest BFに変更した経緯があります。SODO・シーサンドコートが標準で選べるのは自由設計のMyForest BFのみで、規格型のForest Selection BFでは選択できません。

サイディング(ニチハ・ケイミュー製)は減額仕様として選択可能です。逆にタイル外壁(LIXIL・平田タイル製)は提案仕様(追加費用あり)になります。

屋根材はコロニアルグラッサが標準

住友林業の標準屋根材は、ケイミューの「コロニアルグラッサ」です。スレート屋根の一種で、約30年の耐久性があり、7色のカラーバリエーションから選べます。

瓦屋根は提案仕様(追加費用あり)ですが、60年の防水保証がつきます。長期的なメンテナンスコストを考えると、瓦屋根へのグレードアップも検討する価値があります。

玄関ドアは電池錠(スマートキー)が標準

住友林業の玄関ドアは、LIXIL・YKKap・三協アルミの大手3メーカーから選べます。電池錠(リモコン操作のスマートキー)が標準仕様に含まれているのは嬉しいポイントです。

鍵を取り出さずにリモコンで施錠・解錠ができるため、荷物を持っているときや子どもを抱えているときに便利です。顔認証タイプへのグレードアップは提案仕様(追加費用あり)になります。

住友林業の標準仕様|太陽光・給湯器・床暖房

太陽光発電や給湯器、床暖房などの設備仕様について解説します。これらは標準仕様に含まれるものと提案仕様(オプション)のものがあります。

太陽光発電・蓄電池は提案仕様(セット提案が一般的)

太陽光発電パネルと蓄電池は標準仕様には含まれていません。ただし、住友林業のZEH比率は90%を超えており、打ち合わせの中でセット提案されるのが一般的です。

搭載容量は3.5〜6kW程度が一般的で、ZEH達成には4〜5kW以上が目安です。費用は太陽光が1kWあたり25〜30万円、蓄電池が130〜260万円(容量による)程度です。

筆者も太陽光発電と蓄電池を導入しました。補助金(ゼロエミ等)を活用して約435万円の還付を受けています。太陽光・蓄電池込みで「補助金を含めたトータルの収支」で考えると、導入した方が得になるケースが多いです。

給湯器はエコキュートが一般的

住友林業の給湯器は、オール電化の場合はエコキュート、ガス併用の場合はエコジョーズやエネファームが選択肢になります。どの給湯器を選ぶかは、ガスの引き込み状況や生活スタイルによって異なります。

エネファームは発電もできるガス給湯器で、光熱費の削減に効果的です。ただし導入費用はエコキュートより高くなります。給湯省エネ事業の補助金を活用できる場合もあるため、営業担当に最新の補助金情報を確認しましょう。

床暖房は提案仕様(オプション)

床暖房は標準仕様には含まれておらず、提案仕様(追加費用あり)です。導入する場合は、床材を床暖房対応の挽板に変更する必要があります。無垢フローリングは熱による反りや隙間のリスクがあるため、床暖房との併用には向きません。

住友林業では全館空調「エアドリームハイブリッド」もオプションで用意されています。全館空調を導入すれば各部屋にエアコンを設置する必要がなくなりますが、導入費用やメンテナンスコストは別途かかります。

住友林業でオプション扱いになる人気仕様一覧

住友林業は標準仕様のグレードが高いですが、それでもオプション(提案仕様)扱いになる人気仕様があります。予算計画の参考にしてください。

仕様内容費用目安
天井高アップ標準2.4mから最大3.1mまでアップ可能要見積もり
ダウンフロア床を42cm下げて最大3.52mの天井高を実現要見積もり
タイル外壁LIXIL・平田タイルの外壁材要見積もり
瓦屋根60年防水保証の瓦屋根要見積もり
アイランドキッチン対面式のアイランド・ペニンシュラ要見積もり
洗面台ワイドタイプ幅120cm以上のワイド洗面台要見積もり
タンクレストイレよりスタイリッシュなトイレ要見積もり
床暖房リビングなどへの床暖房設置要見積もり
全館空調エアドリームハイブリッド要見積もり
太陽光・蓄電池太陽光パネル+蓄電池250〜400万円程度

住友林業の「三種の神器」とは

住友林業の施主の間で「三種の神器」と呼ばれる人気オプションがあります。

住友林業の三種の神器
  1. ウッドタイル:壁面に貼る木製タイル(2.5万円/m2前後、設置費用6〜20万円)
  2. スタイルシーリング(木目天井):天井に木目デザインを施す仕様(3種類から選択)
  3. 格子スクリーン:空間をやわらかく仕切る木製の格子(約10万円〜)

いずれも住友林業らしい「木の質感」を活かしたオプションです。筆者が展示場を訪れた際、天井への木材の使い方の多彩さに感動しました。壁や天井にも木を使うことで空間全体の雰囲気が格段に変わります。

ただし、オプションを積み上げるとあっという間に予算が膨らみます。住友林業は標準仕様から一つオプションを加えるごとに費用が積み上がるため、打ち合わせ前に優先順位を決めておくことが重要です。

標準仕様に含まれているのに見落とされがちな仕様

逆に、他社ではオプション扱いなのに住友林業では標準に含まれている仕様も確認しておきましょう。

他社ではオプションだが住友林業では標準の仕様
  • ハイウォール建具(ハイドア)+ソフトクローズ機能
  • 1階の無垢・挽板フローリング
  • シーサンドコート・SODO(吹付外壁)
  • 玄関ドアの電池錠(スマートキー)
  • 食洗機ビルトイン
  • トイレ2か所設置

特にハイウォール建具(ハイドア)は、天井まで届くスッキリしたデザインのドアで、垂れ壁がなくなることで部屋を広く見せる効果があります。これが標準で付いてくるのは住友林業の大きな強みです。

住友林業の標準仕様を他社と比較

住友林業の標準仕様が他社と比べてどの程度のレベルにあるか、主要なハウスメーカーと比較してみましょう。

大手ハウスメーカーとの標準仕様比較表

比較項目住友林業積水ハウス一条工務店
構造BF構法(木造)シャーウッド(木造)/鉄骨ツインモノコック(木造)
耐震等級3(標準)3(標準)3(標準)
UA値(4〜7地域)0.400.40〜0.460.25
1階床材無垢・挽板(標準)突板(標準)シートフロア(標準)
外壁吹付(シーサンドコート/SODO)ダインコンクリート/ベルバーンタイル(標準)
キッチンLIXIL・トクラス・クリナップPanasonic・クリナップ住友林業クレスト等
全館空調オプションオプション標準(さらぽか等)
太陽光オプションオプション標準(一部商品)

断熱性能(UA値)では一条工務店に劣りますが、床材のグレードと設計自由度では住友林業が圧倒的に優れています。積水ハウスも高品質な標準仕様を持っていますが、木の質感という点では住友林業に軍配が上がります。

積水ハウスの標準仕様について詳しく知りたい方は、「積水ハウスの標準仕様を徹底解説」も参考にしてください。また、住友林業の坪単価の詳細デメリット・後悔ポイントもあわせて確認しておくと、総合的な判断ができます。

筆者が4社を比較して感じた住友林業の標準仕様の違い

筆者は住友林業・大和ハウス・パナソニックホームズ・ミサワホームの4社に実際に足を運んで比較しました。標準仕様の違いは展示場に行くと如実にわかります。

住友林業の展示場に一歩入った瞬間から「他社にはない独特の空気感」を感じました。木の使い方が多彩で、フローリングだけでなく天井や壁にも木材を効果的に使っている点が、他社との決定的な違いです。

大和ハウスは高級感はありましたが壁の厚さからくる圧迫感がありました。パナソニックホームズは性能面は高いものの「デザインは後からどうとでもなる」という言葉が引っかかりました。ミサワホームは建具のデザインはおしゃれでしたが、提案された外観が建売住宅のような印象でした。

住友林業は坪単価は高めですが、標準仕様のグレードの高さを考えると「価格に見合った品質」だと実感しています。各社の坪単価の比較は「ハウスメーカー坪単価比較」で詳しく解説しています。

住友林業は標準仕様だけで十分?結論と注意点

「住友林業は標準仕様のままで満足できる家が建つのか」という疑問に、実際に建てた施主の立場からお答えします。

標準仕様だけでも十分満足できる家が建てられる

結論から言えば、住友林業は標準仕様だけでも十分に満足度の高い家が建てられます。1階に無垢・挽板フローリングが使え、外壁もシーサンドコートやSODOが選べ、ハイウォール建具が標準で付いてくるため、他社のフルオプション仕様に匹敵するグレードが最初から揃っています。

筆者も打ち合わせを重ねる中で「標準仕様の範囲内でも十分な質感が得られる」と実感しました。無理にオプションを追加しなくても、住友林業らしい木の温もりのある空間は実現できます。

標準仕様に含まれないものを事前に把握しておく

一方で、標準仕様に含まれていない項目も把握しておく必要があります。

標準仕様に含まれない主な項目
  • カップボード(食器棚)
  • 収納の棚板・パイプハンガー(1枚4,000円程度)
  • 洗濯用の物干しフック
  • テレビアンテナ・衛星アンテナ
  • 和室の造作
  • 太陽光発電・蓄電池
  • 床暖房・全館空調
  • 外構工事

特にカップボードや収納の棚板は見落としがちなポイントです。打ち合わせが進んでから「これも別料金だったのか」と気づくと予算計画が狂います。最初の見積もり段階で「標準仕様に含まれない項目の一覧」を営業担当に確認しておくことをおすすめします。

オプションは優先順位を決めてから選ぶ

住友林業で打ち合わせを進めると、魅力的なオプションが次々と提案されます。展示場の美しい仕上がりを見た後だと「あれもこれも」と欲しくなりがちです。

筆者の経験では、最初に「絶対に譲れないポイント」と「あれば嬉しいポイント」を分けてリスト化しておくと、打ち合わせで冷静に判断できます。住友林業の営業担当に予算の上限を正直に伝えれば、予算内で最適なプランを一緒に考えてくれます。

筆者の場合は「南側に大きな窓を取ってリビングを大空間にしたい」という希望が最優先でした。住友林業の担当者はその希望を最も理想に近い形で叶えてくれました。腹の探り合いのない率直な対応も、住友林業を選んだ大きな決め手です。

住友林業の標準仕様に関するよくある質問

住友林業の標準仕様について、検討中の方からよく出る質問をまとめました。

住友林業の標準仕様はしょぼいですか?

住友林業の標準仕様はしょぼいどころか、大手ハウスメーカーの中でもトップクラスのグレードです。1階の床材に無垢・挽板が標準で選べる点、外壁にオリジナルのシーサンドコートやSODOが使える点、ハイウォール建具が標準で付く点など、他社ではオプション扱いの仕様が数多く含まれています。

住友林業のForest Selection BFでも標準仕様は同じですか?

Forest Selection BF(規格型)はMyForest BF(自由設計)と比べて、選べる仕様に制限があります。たとえばシーサンドコートやSODOなどの人気外壁は選べません。筆者もSODOを選びたかったため、Forest Selection BFからMyForest BFに変更しました。標準仕様の内容は契約前に必ず確認しましょう。

住友林業の標準仕様で床暖房はつきますか?

床暖房は標準仕様には含まれておらず、提案仕様(追加費用あり)です。床暖房を入れる場合は床材も挽板に変更する必要があります。無垢フローリングは床暖房に不向きなため、床暖房を希望する方は最初から挽板で検討するのがおすすめです。

住友林業の断熱性能は他社より劣りますか?

一条工務店のような断熱特化メーカーと比べるとUA値は劣りますが、ZEH基準は大幅にクリアしています。筆者が実際に住んでみると、午前中に暖房をつけておけば午後は暖房なしで過ごせるほど快適でした。住友林業は断熱性能だけでなく、木の質感やデザイン性とのバランスを重視した設計です。

住友林業の標準仕様でハイドアはつきますか?

はい、住友林業ではハイウォール建具(ハイドア)にソフトクローズ機能がついた状態で標準仕様に含まれています。天井まで届くドアで垂れ壁がなくなり、部屋を広く見せる効果があります。他社ではオプション扱いになることが多いため、住友林業の大きなアドバンテージです。

住友林業の標準仕様を確認するには見積もりが必須

この記事で紹介した標準仕様は2026年4月時点の情報です。住友林業では仕様の更新や変更が随時行われるため、最新の標準仕様は見積もり時に確認する必要があります。

住友林業は担当者の質が高く、初回から丁寧に仕様を説明してくれます。筆者の担当者は間取り図を手書きで丁寧に書いてくれるほど家づくりへの熱量があり、レスポンスも速く的確でした。

まずは見積もりを取って、最新の標準仕様とオプション費用を確認しましょう。その際に複数社の見積もりを比較すると、住友林業の標準仕様のグレードの高さがより実感できます。

スマホで間取り図を確認している様子
この記事のまとめ
  • 住友林業の標準仕様は大手ハウスメーカーの中でもトップクラスのグレード
  • 構造はBF構法で耐震等級3を標準確保、ビッグコラム(幅560mm)が大空間を実現
  • 断熱性能はUA値0.40(4〜7地域)で断熱等級5〜6相当、樹脂サッシへの変更も差額なし
  • キッチンはLIXIL・トクラス・クリナップの3社、浴室はLIXIL・トクラス・TOTOの3社から選択可能
  • 1階の床材に無垢・挽板フローリングが標準で選べるのは住友林業ならでは
  • 外壁はシーサンドコート・SODOが標準、ハイウォール建具(ハイドア)も標準
  • 床暖房・全館空調・太陽光はオプション扱い
  • 標準仕様だけでも十分満足できる家が建てられる
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次