積水ハウスの標準仕様を徹底解説【2026年版】設備・性能を場所別に紹介

積水ハウスの標準仕様を徹底解説【2026年版】設備・性能を場所別に紹介

積水ハウスで家を建てたいけれど、標準仕様でどこまでの設備がついてくるのか気になりますよね。

積水ハウスは大手ハウスメーカーの中でもトップクラスの品質を誇り、標準仕様の時点で高いグレードの設備が揃っているのが特徴です。

この記事では、積水ハウスの標準仕様を「キッチン」「浴室」「トイレ」「外壁」「断熱」など場所別にわかりやすく解説します。木造(シャーウッド)と鉄骨の違いについても触れていますので、ぜひ参考にしてください。

目次

積水ハウスの標準仕様の特徴|他社との違い

積水ハウスの標準仕様は、他のハウスメーカーと比較しても充実しています。まずは全体的な特徴を押さえておきましょう。

標準仕様のグレードが高い理由

積水ハウスは「邸別自由設計」を掲げており、1棟ごとにプランを設計するスタイルです。そのため一般的なハウスメーカーのように「標準パッケージ」が明確に決まっているわけではありません。

ただし、各設備においてベースとなる仕様は存在します。そのベースとなる仕様自体が他社の上位グレードに匹敵するレベルです。

たとえばキッチンではPanasonic「ラクシーナ」やクリナップ「ステディア」が標準で選べます。これらは他社では「オプション扱い」になることも多い中〜上位グレードの製品です。

木造(シャーウッド)と鉄骨の違い

積水ハウスには大きく分けて3つの構法があります。

構法構造代表商品
シャーウッド構法木造シャーウッド
ダイナミックフレームシステム鉄骨(1・2階建て)イズ・ロイエ、イズ・ステージ
フレキシブルβシステム鉄骨(3・4階建て)ビエナ

木造と鉄骨では外壁材や断熱仕様が異なります。記事内ではそれぞれの違いも併せて解説していきます。

積水ハウスの標準仕様|キッチン

積水ハウスのキッチンは、標準仕様の時点で使い勝手の良い設備が揃っています。選べるメーカーと主な特徴を紹介します。

選べるキッチンメーカーと特徴

積水ハウスの標準キッチンは、主に以下の2メーカーから選択できます。

メーカー商品名特徴
PanasonicラクシーナトリプルワイドIH対応・スリムセンサー水栓
クリナップステディアステンレスキャビネット・流レールシンク

特に人気が高いのはPanasonicの「ラクシーナ」です。3つの鍋を横並びで置ける「トリプルワイドIH」を選択できる点が大きな魅力です。

クリナップの「ステディア」は、キャビネット内部までステンレスで作られているため、湿気やカビに強いのが特徴です。お手入れのしやすさを重視する方におすすめです。

キッチンの標準装備一覧

積水ハウスのキッチンには以下の設備が標準で含まれています。

キッチン標準装備
  • 食器洗い乾燥機(ビルトイン)
  • IHクッキングヒーターまたはガスコンロ
  • レンジフード(同時給排気型)
  • 人造大理石またはステンレスワークトップ
  • 浄水器一体型水栓
  • ソフトクローズ引き出し

食洗機が標準でビルトインされているのは、共働き世帯にとってうれしいポイントです。他社ではオプション扱いになるケースもあるため、積水ハウスの標準仕様の充実度がわかります。

積水ハウスの標準仕様|浴室(お風呂)

積水ハウスの浴室は、グループ会社の製品を採用しており、保温性能の高さが際立っています。

標準で選べる浴室メーカー

バスサルーン

出典:積水ハウス

積水ハウスの浴室は、グループ会社である「積水ホームテクノ」製のユニットバス「バスサルーン」が標準仕様です。

4時間経ってもお湯の温度低下がわずか2.5度以内という高断熱浴槽が標準装備されています。追い焚きの回数を減らせるため、光熱費の節約にもつながります。

浴室の標準装備一覧

浴室標準装備
  • 高断熱浴槽(4時間で温度低下2.5度以内)
  • ほっカラリ床(乾きやすく冷たくない床)
  • 浴室暖房換気乾燥機
  • スライドバー付きシャワー
  • ワイドミラー
  • カウンター・収納棚

浴室暖房換気乾燥機が標準で付いている点も見逃せません。冬場のヒートショック対策として安心感があります。

積水ハウスの標準仕様|トイレ

トイレは毎日使う設備だからこそ、標準仕様の品質が気になるところです。積水ハウスでは有名メーカーの製品を標準で選択できます。

選べるトイレメーカーと特徴

メーカー商品名特徴
TOTOピュアレストEXセフィオンテクト(汚れがつきにくい)・節水性能
LIXILアメージュアクアセラミック・お掃除リフトアップ機能

標準仕様ではタンク付きトイレとなっています。タンクレスタイプ(TOTOネオレスト、LIXILサティスなど)にしたい場合はオプション対応です。

トイレの標準装備一覧

トイレ標準装備
  • 温水洗浄便座(ウォシュレット)
  • 防汚コーティング便器
  • 節水機能(従来比約60%節水)
  • 手洗いカウンター

TOTOの「セフィオンテクト」やLIXILの「アクアセラミック」は、便器の表面に汚れがつきにくい加工を施した技術です。日々のお手入れが格段に楽になります。

積水ハウスの標準仕様|洗面台

洗面台も毎日使う設備です。積水ハウスでは実用性の高い仕様が標準で採用されています。

選べる洗面台メーカーと特徴

Panasonic シーライン

出典:Panasonic

洗面台はPanasonic「シーライン」やLIXIL「ピアラ」などから選択可能です。

洗面台標準装備
  • 三面鏡(裏面収納付き)
  • LED照明
  • シャワー付き水栓
  • ボウル一体型カウンター

三面鏡の裏面が収納になっているタイプが標準です。歯ブラシや化粧品などの小物をすっきり片付けられます。

積水ハウスの標準仕様|外壁・屋根

外壁は住宅の見た目と耐久性を大きく左右します。積水ハウスの外壁は構法によって使える外壁材が異なるのが特徴です。

構法別の標準外壁材

木造のベルバーン

出典:積水ハウス

構法標準外壁材特徴
鉄骨1・2階建てダインコンクリート重厚感・耐火性・高いデザイン性
鉄骨3・4階建てシェルテックウォール軽量・高強度・曲面対応
木造(シャーウッド)陶版外壁ベルバーン焼き物ならではの風合い・色あせに強い

鉄骨造の「ダインコンクリート」は積水ハウスオリジナルの外壁材です。一般的なサイディングと比べて重厚感のある仕上がりになります。耐火性能にも優れており、外壁に求められる性能を高いレベルで満たしています。

木造の「ベルバーン」は陶器と同じ焼成技術で作られた外壁材です。紫外線による色あせがほとんどないため、メンテナンスコストを抑えられます。

屋根の標準仕様

屋根材は、鉄骨造・木造ともに「陶器瓦」または「スレート屋根」から選択できます。陶器瓦は耐久性に優れ、30年以上メンテナンスフリーとされています。

スレート屋根は軽量で建物への負担が少なく、コストも抑えられるのがメリットです。外観のデザインや予算に合わせて選びましょう。

積水ハウスの標準仕様|窓・サッシ

窓は断熱性能と快適性に直結する重要な部分です。積水ハウスでは高性能なサッシが標準採用されています。

標準サッシの性能

積水ハウスでは「SAJサッシ(超高断熱アルミ樹脂複合サッシ)」を標準採用しています。室外側がアルミ、室内側が樹脂というハイブリッド構造です。

窓・サッシの標準仕様
  • SAJサッシ(超高断熱アルミ樹脂複合サッシ)
  • Low-Eペアガラス(遮熱・断熱タイプ)
  • アルゴンガス封入(断熱性向上)
  • 樹脂スペーサー(結露抑制)

アルミ樹脂複合サッシは、アルミの耐久性と樹脂の断熱性を両立しています。一般的なアルミサッシと比べて熱の伝わりにくさは約3倍です。

ガラスにはLow-E膜をコーティングしたペアガラスが標準で、中間層にアルゴンガスを封入することでさらに断熱性能を高めています。

積水ハウスの標準仕様|床材

床材は毎日触れるものだからこそ、質感や機能性が大切です。

標準で選べる床材の種類

積水ハウスではリビング・居室に「挽板フローリング」が標準で選べます。天然木の表面材を使用しているため、無垢材のような質感を楽しめます。

挽板フローリングは、無垢材と比較して反りや割れが起きにくく、床暖房にも対応しています。見た目と機能性のバランスが良い床材です。

樹種はオーク・ウォールナット・チェリーなどから選択可能です。インテリアの雰囲気に合わせてお好みの樹種を選びましょう。

積水ハウスの標準仕様|断熱性能

断熱性能は光熱費や快適性に直結する重要なポイントです。積水ハウスは標準で断熱等性能等級5〜6相当の仕様を実現しています。

鉄骨造の断熱仕様「ぐるりん断熱」

ぐるりん断熱

出典:積水ハウス

鉄骨造では独自の「ぐるりん断熱」が標準採用されています。外壁・天井・床を高性能断熱材で隙間なく包み込む工法です。

鉄骨造は木造と比べて鉄骨部分から熱が逃げやすい(熱橋)というデメリットがあります。「ぐるりん断熱」はこの弱点をカバーするために開発された技術で、断熱材の厚さは16mmを採用しています。

木造(シャーウッド)の断熱仕様

木造のシャーウッド構法では、壁の内部にグラスウールなどの断熱材を充填する方法が標準です。木材自体が鉄骨よりも熱伝導率が低いため、構造的に断熱性能を確保しやすい特徴があります。

一般地域(5〜7地域)ではZEH基準以上の断熱等性能等級6が標準仕様です。追加費用なしでZEH基準を満たせるのは大きなメリットです。

断熱等性能等級の目安

等級基準積水ハウスの対応
等級4省エネ基準(H28基準)全商品で標準クリア
等級5ZEH基準相当全商品で標準クリア
等級6HEAT20 G2相当一般地域で標準対応
等級7HEAT20 G3相当オプション対応

積水ハウスの標準仕様|耐震・構造性能

地震大国の日本において、耐震性能は住宅選びの最重要ポイントのひとつです。積水ハウスの構造性能を確認しましょう。

耐震等級と制震システム

積水ハウスは全商品で耐震等級3(最高等級)を標準としています。耐震等級3は、消防署や警察署など防災拠点と同等の耐震性能です。

さらに、鉄骨造では独自の制震システム「シーカス」が標準搭載されています。地震エネルギーを熱エネルギーに変換して吸収する仕組みで、繰り返しの地震にも効果を発揮します。

基礎の標準仕様

積水ハウスは鉄骨造・木造ともに「布基礎」が標準採用です。地盤調査の結果に応じて、杭基礎などで補強する場合もあります。

基礎部分には防蟻処理も標準で施されています。シロアリ被害のリスクを低減し、長期にわたって建物の安全性を保ちます。

積水ハウスの標準仕様|空気環境「エアキス」

積水ハウスは室内の空気環境にもこだわっています。独自の空気環境配慮仕様「エアキス」を標準採用しています。

エアキスの特徴

エアキスは、化学物質の室内濃度を国の指針値以下に抑える取り組みです。壁紙・接着剤・塗料などの建材から、化学物質の放散量が少ないものを厳選して使用しています。

エアキスの対策物質
  • ホルムアルデヒド
  • トルエン
  • キシレン
  • エチルベンゼン
  • スチレン

国の基準では2物質の指針値が定められていますが、積水ハウスは独自に5物質を対象にしています。小さなお子さんやアレルギーをお持ちの方にも安心の仕様です。

積水ハウスの標準仕様でオプションを検討すべきポイント

積水ハウスは標準仕様の段階でグレードが高い分、オプションの追加費用も抑えやすいです。ただし、以下の点は検討しておくと後悔しにくいです。

検討したいオプション一覧

オプション目安費用おすすめ度
タンクレストイレ+10〜15万円★★★★☆
床暖房+30〜50万円★★★★★
太陽光発電システム+100〜150万円★★★★☆
全館空調+100〜200万円★★★☆☆
無垢フローリング+20〜40万円★★★☆☆

特に床暖房は、寒冷地でなくても導入をおすすめします。足元から温まるため、エアコンだけでは実現しにくい快適さが得られます。

太陽光発電は初期費用がかかりますが、ZEH補助金の対象になる可能性があります。長期的な光熱費削減を考えると検討の価値があります。

積水ハウスの標準仕様を他社と比較する方法

積水ハウスの標準仕様が充実していることがわかっても、他のハウスメーカーとの比較は欠かせません。複数社を比較することで、自分に合ったハウスメーカーが見つかります。

効率的に比較する3つのステップ

比較の3ステップ
  1. 一括資料請求で各社のカタログを取り寄せる
  2. 標準仕様の一覧表を作って項目ごとに比較する
  3. 気になる3〜4社に絞って展示場を見学する

複数のハウスメーカーを1社ずつ回るのは時間と手間がかかります。まずは一括資料請求で各社の標準仕様やプランを比較してから、展示場に行くと効率的です。

積水ハウスの坪単価について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

まとめ|積水ハウスは標準仕様で十分満足できる

積水ハウスの標準仕様について、設備・性能を場所別に解説しました。

この記事のポイント
  • キッチンはPanasonic「ラクシーナ」やクリナップ「ステディア」が標準
  • 浴室は積水ホームテクノ製「バスサルーン」で高断熱浴槽が標準
  • 外壁は構法別にダインコンクリート・ベルバーンなど高品質素材を採用
  • 断熱等性能等級5〜6を標準でクリア(一般地域)
  • 全商品で耐震等級3を標準採用

積水ハウスは標準仕様のグレードが高いため、オプションを最小限に抑えてもハイクオリティな住まいが実現できます。

ただし、標準仕様だけで判断するのではなく、実際の見積もりやプランを比較することが大切です。まずは複数のハウスメーカーから無料でカタログを取り寄せて、比較検討を始めましょう。

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