「タマホームで平屋を建てたいけど、価格はどれくらいかかるの?」と気になっていませんか。タマホームの平屋は、坪単価50〜70万円が目安です。
筆者は住友林業で2階建ての注文住宅を建てましたが、当時は愛犬のために段差の少ない家を目指しており、平屋も選択肢の一つとして真剣に検討した経験があります。ローコストで知られるタマホームの平屋がどこまで現実的な選択肢になるのか、価格面から気になっている方も多いはずです。
この記事では、住友林業・大和ハウスなど4社に実際に相談した筆者が、タマホームの平屋の商品ラインナップや坪数別の総額シミュレーション、1000万円以下で建てられるかどうか、他社との価格比較まで詳しく解説します。
タマホームの平屋の価格は坪単価50〜70万円が目安【2026年最新】
タマホームは全国大手のローコスト住宅メーカーです。平屋の坪単価は50〜70万円が目安で、選ぶ商品によって価格帯が変わります。

2階建ての主力商品「大安心の家」は坪単価50〜65万円ですが、平屋になると基礎・屋根面積が増える分、坪単価が上がります。まずは商品別の価格目安から見ていきましょう。
商品別・坪単価と価格の目安
タマホームの平屋に対応する主な商品は2つです。それぞれの価格目安と特徴を一覧にまとめました。
| 商品名 | 価格の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 大安心の家 | 55〜70万円/坪 | 自由設計・平屋の主力商品 |
| GALLERIART | 60〜75万円/坪 | ワンフロアの住まい・インナーガレージ標準 |
最も選ばれているのは自由設計の「大安心の家」です。坪数や間取りの自由度が高く、平屋を検討する方の多くがこの商品をベースに見積もりを取っています。デザイン性を重視するなら、ワンフロア設計を前提とした「GALLERIART」も有力な選択肢です。
平屋が2階建てより5〜10%割高になる理由
タマホームで平屋を建てる場合、2階建てと比べて坪単価が5〜10%ほど割高になる傾向があります。理由は、同じ延床面積でも基礎と屋根の面積が2階建ての約2倍になるためです。
たとえば「大安心の家」の2階建てが坪55万円前後の場合、平屋では坪58〜62万円程度になるイメージです。基礎工事と屋根工事は建築費の中でも高額な項目のため、平屋は構造上どうしてもコストが上がります。
一方で平屋は足場を組む面積も広くなるため、外壁塗装や屋根メンテナンスの単価が上がりやすい点にも注意が必要です。ただし瓦屋根を選べば塗り替えが不要になるため、長期的なメンテナンスコストは抑えやすくなります。
タマホームの平屋|商品ラインナップと特徴
タマホームで平屋を建てる場合、主に2つの商品から検討することになります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
大安心の家(自由設計・平屋の主力商品)
「大安心の家」はタマホームの看板商品で、平屋でも完全自由設計に対応しています。長期優良住宅に標準対応し、耐震等級3・省エネ基準もクリアしている点が特徴です。
坪数や間取りを自由に決められるため、家族構成やライフスタイルに合わせた平屋プランを組みやすい商品です。タマホームで迷ったら、まずこの商品の見積もりを取るのが基本になります。
GALLERIART(ワンフロアの住まい)
「GALLERIART(ガレリアート)」は、インナーガレージを標準とした「ワンフロアの住まい」がコンセプトの商品です。坪単価は60〜75万円が目安で、デザイン性を重視したい方に向いています。
もともと平屋的なワンフロア設計を前提にした商品のため、他の2階建て商品を平屋にアレンジするよりも、間取りの完成度が高い傾向があります。車好きの方や趣味のガレージを持ちたい方には有力な選択肢です。
タマホーム全体の坪単価や、2階建てを含めた商品別の詳しい価格については以下の記事でも解説しています。

タマホームの平屋は1000万円以下で建てられる?
結論からお伝えすると、現行商品で純粋な意味での「1000万円以下」は難しいのが実情です。自由設計が基本の「大安心の家」は坪単価55〜70万円が目安のため、延床15坪程度まで坪数を絞っても本体価格だけで800万円台になり、付帯工事費や諸費用を含めた総額は1,000万円台に乗ってくる計算になります。
インターネット上には「タマホームの平屋は900万円台〜」「1,087万円〜」といった情報も見られますが、これらはかつて存在した企画住宅「シフクノいえ」シリーズの情報です。「シフクノいえ」は数量・期間限定商品で2021年9月に販売を終了しており、その後継とされていたラインについても、2026年7月時点のタマホーム公式サイトでは掲載が見当たりませんでした。古い情報を参考にすると価格イメージがずれてしまうため、必ず最新の公式情報や営業担当者への確認を取ることをおすすめします。
予算を最優先したい場合は、坪数をできるだけコンパクトにまとめたうえで「大安心の家」の見積もりを取り、他のローコスト系メーカーとも比較しながら検討するのが現実的です。
タマホームの平屋|坪数別の総額シミュレーション
実際にタマホームで平屋を建てるといくらかかるのでしょうか。「大安心の家」の坪単価62万円前後を目安に、坪数別の総額を試算しました。付帯工事費・諸費用も含めた現実的な金額です。

| 坪数 | 本体価格の目安 | 総額の目安 |
|---|---|---|
| 20坪 | 約1,240万円 | 約1,600〜1,850万円 |
| 25坪 | 約1,550万円 | 約1,950〜2,250万円 |
| 30坪 | 約1,860万円 | 約2,300〜2,650万円 |
| 35坪 | 約2,170万円 | 約2,700〜3,050万円 |
| 40坪 | 約2,480万円 | 約3,100〜3,500万円 |
上記はあくまで目安です。土地の条件や選ぶオプションによって変動します。地盤改良が必要な場合は100〜200万円の追加費用が発生することもあります。坪数帯ごとに詳しく見ていきましょう。
20〜25坪の総額目安
20〜25坪は夫婦2人、または子ども1人までの世帯に適したコンパクトなサイズです。総額は約1,600〜2,250万円が目安になります。
ただし平屋は建ぺい率の関係で、建物面積の1.5〜2倍程度の土地が必要になる点に注意してください。25坪の平屋を建てるなら、最低でも40〜50坪の土地を確保する必要があります。
30〜35坪の総額目安
30〜35坪は子ども1〜2人の3〜4人家族に向いたサイズです。総額は約2,300〜3,050万円が目安になります。3LDK〜4LDKの間取りを確保しやすい坪数帯です。
この坪数になると「大安心の家」の自由設計を活かして、収納やワークスペースを組み込んだ間取りも検討しやすくなります。土地は最低でも50〜70坪程度が目安になるため、土地探しの段階から平屋前提で進めることが大切です。
40坪以上の総額目安
40坪を超える平屋は総額3,100万円以上が目安です。ゆとりのある4LDK以上の間取りを平屋で実現したい方に選ばれる坪数帯になります。
この規模になると70〜80坪以上の広い土地が必要になるため、都市部では土地探しの難易度が上がります。広い土地を確保しにくい場合は、L字型やコの字型の間取りにして敷地を有効活用する方法もあります。

タマホームを含む複数社の平屋プランを比較すれば、理想の間取りと予算のバランスが見えてきます。まずは無料の一括プラン請求から始めてみましょう。
タマホームの平屋の間取り・設計の特徴
タマホームの平屋は、コストを抑えながらも開放感のある間取りを作りやすい設計が特徴です。具体的にどのような工夫があるのか見ていきましょう。

開放的な大空間LDK
「大安心の家」の自由設計を活かせば、平屋でもリビングを中心とした大空間LDKを組みやすくなります。南側に大きな窓を設けて、庭とリビングを一体化させるような間取りも実現可能です。
筆者が住友林業で建てた家でも「南側全面に大きな窓をつけてリビングを大空間にしたい」という希望を叶えてもらいましたが、平屋であればさらに視線が抜けやすく、開放感を得やすい設計にできます。
段差のないバリアフリー設計
平屋最大の魅力は、階段や大きな段差がないワンフロア設計にあります。子育て中の家庭からシニア世代まで、将来にわたって暮らしやすい住まいを実現しやすい点が支持されています。
筆者自身、家づくりの際に「段差の少ない家」を目指していた経験があります。当時ポメラニアンを飼っており、犬の足腰への負担を考えると階段はできるだけ避けたいと考えていました。最終的には住友林業の2階建てで建てましたが、平屋であれば階段そのものをなくせるため、ペットや高齢の家族がいる家庭にはより理想的な選択肢だと感じています。
家事動線を短くする回遊性のある間取り
平屋は上下移動がないため、洗濯・料理・掃除といった家事の動線を大幅に短縮できます。キッチンから洗面・浴室・物干しスペースまでを回遊できる間取りにすれば、家事効率がさらに高まります。
「大安心の家」なら自由設計のため、共働き世帯のライフスタイルに合わせて水回りをまとめて配置することも可能です。限られた時間の中で家事をこなすための重要な設計ポイントになります。
タマホームの平屋のメリット3選
タマホームで平屋を建てるメリットを3つに整理しました。他の平屋メーカーと比較する際の参考にしてください。
- 坪単価50〜70万円と大手の中でもコスパが高い
- 「大安心の家」は耐震等級3・長期優良住宅に標準対応
- GALLERIARTなどデザイン性の高い平屋商品も選べる
1つ目のメリットは、坪単価50〜70万円という価格帯です。直接施工管理による中間マージンの削減が、平屋でも価格面の競争力を支えています。
2つ目は住宅性能と保証の手厚さです。主力の「大安心の家」は長期優良住宅に標準対応し、耐震等級3・省エネ基準もクリアしています。保証面では構造躯体・防水・シロアリを対象に初期保証20年(法定基準の2倍)が用意されており、長期優良住宅の認定を受ければ最長60年まで保証を延長できる仕組みもあります。ローコストでありながら性能・保証の両面で安心感がある点は、大きな強みといえます。
3つ目はデザインの選択肢です。インナーガレージ標準の「GALLERIART」など、コスト重視だけでなくデザイン性を重視した平屋商品も用意されています。予算とデザインのバランスを取りやすい点が魅力です。
タマホームの平屋のデメリット・注意点3選
メリットだけでなく、事前に知っておきたい注意点も3つ紹介します。平屋特有の注意点を理解した上で検討しましょう。
- 2階建てより坪単価が5〜10%ほど高くなりやすい
- 総額が最初から決まった企画住宅ラインがなく、予算重視でも坪単価ベースの見積もりになる
- 標準仕様外のオプションで総額が想定より上がりやすい
1つ目は建築費の高さです。前述のとおり、基礎・屋根面積が大きくなる分、同じ延床面積の2階建てより坪単価が上がります。予算を組む際は、この上乗せ分をあらかじめ見込んでおく必要があります。
2つ目は、総額があらかじめ決まった企画住宅ラインがない点です。かつては「シフクノいえ」のような低価格帯の規格住宅も用意されていましたが、2026年7月時点の公式サイトでは確認できず、現行では坪単価ベースの「大安心の家」「GALLERIART」が中心です。総額を早い段階で確定させたい方は、坪数の上限を決めたうえで見積もりを依頼し、金額のブレを事前に把握しておくことが大切です。
3つ目はオプション費用です。標準仕様から外れて設備や外壁材をグレードアップすると、坪単価が大幅に上がることがあります。「ここまでは標準、ここからはオプション」の線引きを打ち合わせの早い段階で確認しておくことが、予算オーバーを防ぐポイントです。
タマホームと他社の平屋を坪単価で比較
タマホームの平屋は、他の平屋対応メーカーと比べてどのくらいの価格帯なのでしょうか。主要3社の平屋の坪単価と比較してみましょう。

| メーカー名 | 平屋の坪単価目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| タマホーム | 50〜70万円 | 全国大手・耐震等級3標準 |
| アキュラホーム | 60〜80万円 | 完全自由設計・大空間 |
| アイ工務店 | 70〜110万円 | W断熱・完全自由設計 |
| ミサワホーム | 70〜165万円 | 蔵収納・デザイン性 |
ローコスト系メーカーとの比較
アキュラホームの平屋は坪単価60〜80万円です。タマホームより10万円ほど高い価格帯ですが、専用構法による大空間LDKを実現できる点が特徴です。
どちらも完全自由設計に対応しているため、「とにかく坪単価を抑えたい」ならタマホーム、「大空間の開放感を優先したい」ならアキュラホームという選び方が目安になります。実際の仕様は担当者によっても提案が変わるため、両社の見積もりを取って比較するのが確実です。
高性能・大手メーカーとの比較
アイ工務店の平屋は坪単価70〜110万円、ミサワホームは商品グレードにより70〜165万円と幅があります。いずれもタマホームより高価格帯で、断熱性能や収納力、意匠性へのこだわりが価格に反映されている構図です。
筆者はミサワホームにも相談しましたが、「蔵」収納は魅力的である一方、段差が多くなりがちな設計が愛犬との暮らしには合いませんでした。予算を抑えつつ平屋を建てたい方はタマホーム、断熱性能や収納力を最優先したい方はアイ工務店やミサワホームというように、優先したい条件で候補を絞り込むとよいでしょう。ハウスメーカー全体の坪単価比較は以下の記事でもまとめています。

タマホームで平屋を建てて後悔しないための3つのコツ
タマホームで平屋を建てて後悔しないために、押さえておきたいポイントを3つ紹介します。どれも筆者の家づくり経験から重要だと感じたことです。
複数社の見積もりを必ず比較する
家づくりで最も大切なのは、複数社の見積もりを比較することです。1社だけの見積もりでは、坪単価50〜70万円が本当に適正価格なのか判断できません。
筆者は住友林業・大和ハウス・パナソニックホームズ・ミサワホームの4社に相談しましたが、合計20回以上の打ち合わせが必要でした。平屋は対応メーカーによって坪単価の幅も大きいため、複数社の間取りプランと見積もりを取り寄せて比較することを強くおすすめします。
見積もりの金額だけで判断せず、可能であればモデルハウスや完成見学会に足を運び、建具・収納・造作の仕上がりを実際に目で見て確認しておくことも大切です。図面や見積もりでは伝わらない施工品質の違いを事前に把握しておくことで、契約後に「想像していた仕上がりと違った」という後悔を防ぎやすくなります。
タウンライフのような一括見積もりサービスを使えば、自宅にいながら複数社の平屋プランを効率よく比較できます。筆者もタウンライフの申し込み直前まで検討した経験があり、使っておけばもっと効率的に比較できたと今でも感じています。
標準仕様とオプション費用を事前に確認する
タマホームの平屋の坪単価は標準仕様をベースに算出されています。外壁材や設備のグレードアップはオプション扱いになるため、何が標準に含まれているかを必ず事前に確認しましょう。
打ち合わせが進むにつれてオプションが増えていくと、当初の坪単価から大きく上振れしてしまうことがあります。坪単価が安い=総額が安いとは限らないという点を、契約前にしっかり理解しておくことが大切です。
土地の広さ・建ぺい率を早めに確認する
平屋は2階建てよりも広い土地が必要になるため、土地探しの段階でつまずくケースが少なくありません。希望する坪数の平屋を建てられるだけの土地面積・建ぺい率・容積率を、早めに確認しておくことが大切です。
筆者は外構業者選びで契約後に連絡が取れなくなり、内容証明や消費者センターへの相談が必要になったトラブルを経験しています。平屋は建物と外構のバランスも重要になるため、土地選びから施工会社選びまで、慎重に進める姿勢が欠かせません。信頼できる会社かどうかを口コミだけで判断せず、複数の情報源で確認することをおすすめします。
タマホームの平屋に関するよくある質問
タマホームの平屋の価格について、よく寄せられる質問に回答します。検討中の方が気になるポイントをまとめました。
まとめ:タマホームの平屋は坪単価50〜70万円で理想の暮らしを叶えられる
タマホームの平屋は坪単価50〜70万円が目安です。自由設計の「大安心の家」、ワンフロアの「GALLERIART」の2商品から、予算と坪数の希望に合わせて選べます。30坪の総額目安は約2,300〜2,650万円で、他の平屋対応メーカーと比べても手が届きやすい価格帯です。
- タマホームの平屋の坪単価は50〜70万円が目安
- 主力の「大安心の家」は坪単価55〜70万円で自由設計に対応
- 純粋な1000万円以下での建築は現行商品では難しい
- 30坪の総額目安は約2,300〜2,650万円
- 複数社の見積もりを比較して最適な商品を選ぶことが大切
筆者は結局2階建てで家を建てましたが、愛犬のために段差の少ない家を目指していた経験から、平屋という選択肢の魅力を強く実感しています。複数社に足を運んで比較するのは時間も体力もかかりますが、後悔しない家づくりのためには欠かせないステップです。

タウンライフなら3分の入力で、タマホームを含む複数社の平屋プラン・見積もりを無料で受け取れます。理想の平屋づくりの第一歩として、まずは気軽に申し込んでみましょう。




