積水ハウスとダイワハウスを比較|坪単価・構造・保証の違い【2026年】

積水ハウスとダイワハウスを比較|坪単価・構造・保証の違い

積水ハウスとダイワハウスのどちらで建てるか、迷っていませんか。どちらも業界トップクラスの大手ハウスメーカーで、鉄骨造を主力とする点が共通するため、比較検討する人が多い2社です。

結論からお伝えすると、積水ハウスは坪単価120〜160万円でダインコンクリート外壁の重厚感、ダイワハウスは坪単価90〜140万円で天井高2.72mの大空間が強みです。どちらが優れているかではなく、何を重視するかで選ぶメーカーが変わります。

筆者は2025年に注文住宅を建てる際、大和ハウスの展示場に実際に足を運んで相談しました。積水ハウスには直接相談していないため、積水ハウスの内容は公開情報をもとに中立的にまとめています。この記事では、両社の坪単価・構造・断熱・耐震・デザイン・保証の違いと、それぞれが向いている人をわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • 積水ハウスとダイワハウスの基本スペックの違い
  • 坪単価と坪数別の総額シミュレーション
  • 構造・断熱・耐震・デザイン・保証の比較
  • 大和ハウスに相談した筆者の一次情報
  • それぞれのメーカーが向いている人

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目次

積水ハウスとダイワハウスの違いを一覧で比較

まずは積水ハウスとダイワハウスの基本スペックを一覧で確認しましょう。細かな違いは、このあとの各セクションで順に解説します。

両社の基本スペック早見表

積水ハウスとダイワハウスのポジションを示すハウスメーカー比較マップ
項目積水ハウスダイワハウス
坪単価の目安120〜160万円90〜140万円
主な構造鉄骨造・木造の2本柱鉄骨造(重量鉄骨)中心・木造も選択可
設計の方向性「家は顔から」重厚な外観「広さは高さから」開放的な大空間
耐震等級最高等級3に対応最高等級3に標準対応
初期保証30年(以後は永年保証で延長)30年(最長60年まで延長)
創業1960年1955年

坪単価は積水ハウスの方が高めですが、これは高耐久外壁「ダインコンクリート」など標準仕様のグレードが影響しています。単純な金額だけで割高・割安を判断できない点に注意が必要です。

結論:どちらを選ぶかは重視するポイントで決まる

積水ハウスとダイワハウスは、どちらも耐震・断熱・保証で高い水準にある大手メーカーです。性能面で大きく劣る部分はどちらにもありません。

そのため優劣ではなく、外壁の重厚感や長期的なメンテナンス性を重視するのか、天井高2.72mの開放的な大空間を重視するのかで選ぶメーカーが変わります。本記事では両社をフラットに比較し、判断材料をそろえていきます。

積水ハウスとダイワハウスの会社規模・実績を比較

大きな買い物だからこそ、会社の安定性も気になるポイントです。両社とも住宅業界を代表する大手で、経営基盤はどちらも安定しています。

積水ハウスは1960年創業で、2023年度の売上高は3兆1072億円です。創業以来の戸建て住宅の累計施工実績は260万戸を超え、戸建て住宅事業単独では業界最大手クラスに位置します。

大和ハウス工業は1955年創業で、2023年度のグループ売上高は5兆円を超えています。戸建て住宅だけでなく、賃貸住宅・商業施設・物流施設・マンションなど幅広い事業を手がける総合建設グループである点が特徴です。グループ全体の売上高では積水ハウスを上回りますが、これは多角化した事業の合計であり、戸建て住宅単独の実績で見ると積水ハウスが首位という調査もあります。

筆者はハウスメーカー選びで倒産リスクも気にしていましたが、両社ともその心配はほぼ不要と感じました。実績や規模を重視する人は、どちらを選んでも安心材料になるでしょう。

積水ハウスとダイワハウスの坪単価・総額を比較

家づくりで最も気になるのが費用です。ここでは両社の坪単価と、坪数別の総額目安を比較します。

積水ハウスの坪単価

積水ハウスの坪単価は本体価格ベースで120〜160万円、平均120〜130万円前後が目安です。高耐久外壁「ダインコンクリート」や充実したアフターサービスが標準に含まれる分、価格は高めの水準になります。

積水ハウスの坪単価は、以下の記事でさらに詳しく解説しています。

ダイワハウスの坪単価

ダイワハウスの坪単価は90〜140万円、平均110〜120万円前後が目安で、積水ハウスよりやや抑えめの水準です。規格住宅やセミオーダーを選べば坪75〜95万円程度まで抑えられる幅の広さも特徴です。

同じ条件で標準仕様をそろえて比較すると、両社の差は見た目の坪単価ほど大きくならないこともあります。何が標準に含まれるかまで確認することが大切です。

ダイワハウスの坪単価は、以下の記事で商品別・坪数別に解説しています。

坪数別の総額シミュレーション

本体価格の坪単価をもとに、坪数別の目安を比較します。実際には付帯工事費や諸費用が別途かかる点に注意してください。

延床面積積水ハウスダイワハウス
30坪約3,600〜4,800万円約2,700〜4,200万円
35坪約4,200〜5,600万円約3,150〜4,900万円
40坪約4,800〜6,400万円約3,600〜5,600万円

上記はあくまで本体価格の目安です。総額では別途、付帯工事費や外構費、諸費用として本体価格の2〜3割程度を見込んでおくと安心です。

坪単価だけで比較してはいけない理由

坪単価は「本体工事費 ÷ 延床面積」で計算されますが、本体工事費に何が含まれるかはメーカーごとに異なります。同じ坪単価でも、含まれる範囲が違えば実質の負担は変わります。

積水ハウスのようにダインコンクリート外壁や手厚い保証が標準の場合、後々のメンテ費用まで含めた総支払額で見ると差が縮まることもあります。表面の坪単価だけで判断しないようにしましょう。

スマホで間取りプランを確認する手元

正確な費用を知るには、実際に両社から見積もりを取るのが一番の近道です。タウンライフ家づくりを使えば、複数社の間取りプランと見積もりを無料でまとめて取り寄せられます。

積水ハウスとダイワハウスの構造・工法を比較

両社とも鉄骨造を主力としますが、フレーム構造や標準仕様の考え方が異なります。ここでは構造面の違いを見ていきましょう。

積水ハウス:鉄骨イズロイエと木造シャーウッド

積水ハウスのスタイリッシュな注文住宅の外観

積水ハウスの鉄骨1・2階建ての主力商品が「イズロイエ」です。独自の「ダイナミックフレーム・システム」により柱・壁の制約が少ない大空間・大開口を実現し、外壁には高耐久の「ダインコンクリート」を採用しています。

木造を希望する場合は「シャーウッド」を選べます。独自の「シャーウッドハイブリッド構造」により、木造でも高い耐震性と大開口を両立できるのが特徴です。

「家は顔(外観)から」という考え方のもと、重厚感のある外観とメンテナンス性を重視したい人に向いています。

ダイワハウス:鉄骨xevoΣと木造GranWood

ダイワハウスらしい鉄骨造のシャープな外観の注文住宅

ダイワハウスの主力商品が、重量鉄骨のラーメン構造を採用した「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」です。天井高2m72cmの大空間「グランリビング」を標準仕様とし、外張り断熱による快適性を打ち出しています。

木の質感を求める場合は木造の「xevo GranWood」「xevo BeWood」を選べます。「広さは高さから」という考え方のもと、天井の高さと開放感を重視した空間づくりが得意なメーカーです。

「開放的な大空間をつくりたい」「天井高にこだわりたい」という要望に応えやすいメーカーといえます。

断熱材の配置と制震技術の違い

両社の鉄骨造は、断熱材の配置と地震対策の技術にも違いがあります。それぞれの特徴を整理しました。

断熱・制震技術の主な違い
  • 積水ハウス:断熱材を柱より内側に配置、制震システム「シーカス」
  • ダイワハウス:断熱材を柱より外側に配置(外張り断熱)、制震ダンパー「D-NΣQST(ディーネクスト)」
  • どちらも耐震等級3に標準で対応可能

積水ハウスとダイワハウスの断熱・耐震性能を比較

住宅性能は快適さと安全性を左右する重要なポイントです。断熱・気密と耐震・制震に分けて比較します。

断熱・気密性能の比較

両社とも断熱等級6に対応でき、ZEH仕様も選べます。数値上の断熱性能に大きな差はありません。

ダイワハウスは標準仕様で断熱等級6・UA値0.46以下(6地域基準)を積極的にアピールしています。積水ハウスは具体的なUA値を前面に出してはいないものの、標準仕様でも一定の断熱性能を確保し、ZEH仕様ならさらに高い水準まで引き上げられます。

数値だけで優劣を決めるのは早計です。窓の面積や吹き抜けの有無、断熱材の選び方でも実際の体感は変わるため、展示場やモデルハウスで実際の快適さを確認することをおすすめします。

耐震・制震性能の比較

耐震性能は両社とも最高の耐震等級3に標準で対応しています。地震に対する基本的な強さはどちらも高い水準です。

積水ハウスは制震システム「シーカス」で建物の揺れそのものを軽減する仕組みを備えています。ダイワハウスは独自開発の制震ダンパー「D-NΣQST」で、大きな地震のエネルギーを吸収し揺れを早く収束させる設計です。

項目積水ハウスダイワハウス
断熱等級等級6に対応等級6が標準
耐震等級等級3に対応等級3に標準対応
地震対策制震システム「シーカス」制震ダンパー「D-NΣQST」

積水ハウスとダイワハウスのデザインを比較

デザインの方向性は両社で個性がはっきり分かれます。好みに合うかどうかが選択の決め手になりやすい部分です。

積水ハウスのデザインの方向性

積水ハウスは「家は顔(外観)から」を掲げ、独自のコンクリート外壁「ダインコンクリート」による重厚感のあるデザインに定評があります。都市型のスタイリッシュな外観から邸宅風の重厚な外観まで、幅広いテイストに対応できます。

外壁の質感や色味にこだわりたい人、長期的なメンテナンス性を含めた外観の完成度を重視する人に向いています。

ダイワハウスのデザインの方向性

ダイワハウスは「広さは高さから」を掲げ、天井高2.72mの大空間「グランリビング」を軸にした開放的な空間づくりが強みです。大きな窓と高い天井を組み合わせた、伸びやかな空間を求める人に選ばれています。

木造の「xevo GranWood」を選べば、木の質感を活かした住まいにも対応可能です。外観の重厚感より、室内の開放感を優先したい人に向いています。

外観の重厚感を重視するなら積水ハウス、室内の開放感を重視するならダイワハウスが選びやすいでしょう。どちらも展示場で実物を見て、好みに合うか確かめるのがおすすめです。

積水ハウスとダイワハウスの保証・アフターサービスを比較

長く暮らす家だからこそ、保証とアフターサービスは重要です。両社とも大手ならではの充実した体制を備えていますが、延長の仕組みに違いがあります。

項目積水ハウスダイワハウス
初期保証構造・防水30年構造・防水30年
延長の仕組み有償メンテで永年保証(ユートラスシステム)有償メンテで最長60年の延長プログラム
定期点検3ヶ月・1年・2年・5年〜25年で実施1ヶ月・1年・2年目以降は5年ごとに実施

初期保証はどちらも30年で共通していますが、延長方法には違いがあります。積水ハウスは所定の有償点検・メンテナンスを継続する限り期限を定めずに保証を延長できる「永年保証」、ダイワハウスは最長60年までという上限のある延長プログラムです。

いずれも延長には有償メンテナンスが条件になります。契約前に点検スケジュールとメンテ費用の目安まで確認しておくと安心です。

大和ハウスに相談した筆者の一次情報と積水ハウスについて

ここでは、実際に大和ハウスの展示場を訪れて検討した筆者の体験をお伝えします。一次情報の範囲を誠実に示すため、相談したメーカーも明記します。

大和ハウスの展示場で感じたリアル

大和ハウスの展示場を見学して検討する夫婦

筆者が大和ハウスを訪れた理由は、売上高トップクラスという規模への信頼感でした。大手なら倒産リスクも低く安心できると考えたためです。

ただ、展示場で見た家は高級感がある一方、壁の厚さからくる圧迫感で空間が狭く感じました。デザインの好みも合わず、少しゴテゴテした印象を受けました。

担当者対応の面でも印象的な出来事がありました。当初は2人で対応してくれていましたが、起業直後でローン審査が通るか分からないと伝えたところ、次回の打ち合わせには若手が1人だけになりました。「収益見込みが不透明な客」と判断されたのか、下に見られた印象を受けたのを覚えています。

最終的に大和ハウスを選ばなかった理由は、デザインの好みが合わなかったこと、展示場の家が土地込み1億円以上で割高感があったこと、担当者対応の質にばらつきを感じたことです。筆者は最終的に住友林業で建てましたが、複数社を比較したからこそ、大和ハウスの坪単価や提案の特徴を冷静に判断できました。

積水ハウスには相談していない点について

正直にお伝えすると、筆者は積水ハウスには相談していません。そのため本記事の積水ハウスに関する内容は、公開情報と一般的な評判をもとにした中立的なまとめです。

だからこそ、大和ハウスに肩入れした比較にならないよう配慮しました。積水ハウスの実際の対応や提案力は、必ずご自身で展示場や打ち合わせを通じて確かめてください。

両社の実際の口コミや後悔しやすいポイントは、以下の記事でそれぞれ確認できます。良い評判だけでなく注意点も見ておきましょう。

積水ハウスとダイワハウスが向いている人

ここまでの比較を踏まえ、それぞれのメーカーが向いている人を整理します。あくまで方向性の目安として参考にしてください。

積水ハウスが向いている人

積水ハウスが向いている人
  • 重厚感のある外観・高耐久外壁にこだわりたい人
  • 長期保証・アフターサービスの手厚さを重視する人
  • 鉄骨・木造どちらも比較して選びたい人

外観の完成度と長期的な安心感を重視するなら積水ハウスが有力候補になります。

ダイワハウスが向いている人

ダイワハウスが向いている人
  • 天井高・大空間などの開放感を重視したい人
  • 坪単価を積水ハウスよりやや抑えたい人
  • 3階建てなど都市部での多層階を検討している人

開放的な空間づくりと、予算とのバランスを求めるならダイワハウスが選びやすいでしょう。木造を希望する場合もGranWoodで対応できます。

迷ったら複数社を無料で比較するのがおすすめ

積水ハウスとダイワハウスは方向性が異なるため、カタログや展示場だけでは決めきれないことも多いです。そんなときは、実際のプランと見積もりを見比べるのが確実です。

筆者も複数社を比較しましたが、1社ずつ展示場を回ると打ち合わせ回数が膨大になり大変でした。今振り返ると、最初に一括で資料と間取りを集めておけば、もっと効率よく比較できたと感じています。

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積水ハウスとダイワハウスの比較でよくある質問

最後に、積水ハウスとダイワハウスの比較で多い質問にお答えします。

積水ハウスとダイワハウスはどちらが高いですか?

坪単価の目安は積水ハウスが120〜160万円、ダイワハウスが90〜140万円で、積水ハウスの方がやや高めです。ただし標準仕様の範囲が異なるため、同条件でそろえると差は縮まることもあります。

積水ハウスとダイワハウスの構造の違いは何ですか?

積水ハウスは「ダイナミックフレーム・システム」の鉄骨イズロイエと木造シャーウッドの2本柱です。ダイワハウスは重量鉄骨ラーメン構造の「xevoΣ」が主力で、天井高2.72mの大空間を標準仕様としているのが違いです。

断熱性能はどちらが優れていますか?

両社とも断熱等級6に対応でき、数値上の大きな差はありません。ダイワハウスは標準仕様でUA値0.46以下を積極的にアピールしており、断熱材の配置(外張り断熱)にも特徴があります。

保証内容に違いはありますか?

初期保証はどちらも30年で共通しています。延長の仕組みが異なり、積水ハウスは有償メンテを続ける限り上限なく延長できる「永年保証」、ダイワハウスは最長60年までの延長プログラムです。

迷ったときはどうやって決めればよいですか?

外観の重厚感やメンテナンス性を重視するなら積水ハウス、天井高や開放感を重視するならダイワハウスが目安です。最終的には両社から間取りプランと見積もりを取り、実物と提案を比べて判断するのが確実です。

まとめ:積水ハウスとダイワハウスの違いを踏まえて選ぼう

積水ハウスは坪単価120〜160万円で、ダインコンクリート外壁の重厚感と手厚い保証が魅力です。ダイワハウスは坪単価90〜140万円で、天井高2.72mの大空間と開放感が強みです。断熱・耐震はどちらも高水準で、優劣ではなく何を重視するかで選ぶメーカーが変わります。

どちらも一生に一度の家づくりを任せられる大手メーカーです。迷ったら、両社を含む複数社から無料で間取りプランと見積もりを取り寄せ、実際の提案を見比べて決めましょう。まずは気軽な資料集めから始めるのがおすすめです。

各社の坪単価をまとめて比較したい人は、以下のランキング記事もあわせてご覧ください。

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