一条工務店の標準仕様一覧|2026年最新・断熱等級7と耐震等級3

一条工務店の標準仕様を最新版で徹底解説。業界トップクラスの断熱・気密性能、全館床暖房、ハイドロテクトタイル外壁、トリプル樹脂サッシなど「家は性能」を体現する標準装備を項目別に紹介。4社を比較した筆者が他社との違いも解説します。

「一条工務店の標準仕様って実際どこまで含まれるの?」と気になっていませんか。一条工務店は他社ならオプションになる高性能装備が標準で付くのが最大の特徴です。

2026年4月には主力のグランスマート・アイスマートで断熱等級7が標準化されるなど仕様は年々進化しており、全館床暖房やトリプル樹脂サッシ、耐震等級3まで標準に含まれる充実ぶりです。筆者は複数社を比較して家を建てた経験から、一条の標準仕様の強みと注意点を客観的にお伝えします。

この記事では、一条工務店の標準仕様を一覧でわかりやすく解説し、オプション扱いになる仕様や他社との比較、注意点まで紹介します。

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目次

一条工務店の標準仕様が「すごい」と言われる3つの理由

まずは、一条工務店の標準仕様がなぜ高く評価されるのか、その理由を押さえておきましょう。

一条工務店の高性能な標準仕様で建てた住宅のイメージ

①他社ならオプションの装備が標準

一条工務店の最大の強みは、他社では高額オプションになる装備が最初から標準で付くことです。全館床暖房や全館換気システムなど、単品で数十万円する設備が標準に含まれています。

②断熱・気密性能が業界トップクラス

標準仕様のままで、断熱性能を示すUA値0.25クラスという業界最高グレードを実現できます。「家は、性能。」という理念どおり、標準で高性能な家が建つのが一条の特徴です。

③仕様が均一で品質が安定している

一条は自社グループ工場で建材や設備を生産しており、標準仕様の品質が安定しています。担当者や地域によって仕様の差が出にくく、誰が建てても一定の性能が確保される安心感があります。

一条工務店の標準仕様一覧【主要装備】

一条工務店の代表的な標準仕様を一覧でまとめました。主力商品のアイスマートやグランスマートを基準にしています。

一条工務店の標準仕様一覧を確認するイメージ
標準装備内容
全館床暖房家全体を足元から暖める。標準搭載
外内ダブル断熱構法超高断熱・超気密(UA値0.25クラス)
トリプル樹脂サッシ防犯ツインLow-E。ペアガラスの約5倍の断熱
耐震等級3全商品で標準。独自基準「2倍耐震」も追求
ハイドロテクトタイルセルフクリーニング外壁。グランスマート・グランセゾンは標準、他商品はオプション
ロスガード90全館換気・熱交換率最大90%。花粉も除去
ハニカムシェード断熱性の高い窓カバー
オリジナルキッチン・収納木目同調の高品質設備が標準

これらが標準で付くため、オプションを最小限にしても高性能な家が建てられます。次の章から、性能・設備ごとに詳しく見ていきましょう。

一条工務店の商品グレード別の標準仕様の違い

一条工務店には複数の商品があり、グレードによって標準仕様や坪単価が変わります。代表的な商品の違いを押さえておきましょう。

商品位置づけ標準仕様の特徴
アイスマート人気の主力タイル外壁・全館床暖房。シンプルモダン
グランスマート最新フラッグシップアイスマートの上位。UA値0.25クラス
グランセゾンデザイン重視木質「モクリア」が標準。質感が高い
アイスマイル価格重視規格化で価格を抑えた商品
ハグミー低価格の新商品性能を保ちつつ手の届く価格

性能重視ならアイスマート・グランスマート

断熱・気密性能を最優先するなら、タイル外壁と全館床暖房を標準で備えるアイスマートやグランスマートが定番です。一条の「性能」を最大限に体感できるグレードです。

価格を抑えるならアイスマイル・ハグミー

予算を抑えたい場合は、規格化されたアイスマイルや低価格帯のハグミーが選択肢になります。標準仕様の一部はグレードダウンしますが、一条の基本性能は保たれています。

一条工務店の標準仕様|耐震等級3の構造性能

一条工務店の「性能」へのこだわりは、断熱・気密だけでなく耐震性能にも表れています。地震への備えを重視する人が押さえておきたいポイントをまとめました。

全商品で耐震等級3を標準実現

一条工務店は、住宅性能表示制度における最高ランクの耐震等級3を全商品で標準としています。アイスマートからハグミーまで、どの商品を選んでも同じ耐震基準で建てられる点は、標準仕様が均一な一条らしい特徴です。

独自基準「2倍耐震」で耐震等級3の先へ

一条工務店は耐震等級3の確保にとどまらず、建築基準法の2倍の強さを目指す独自基準「2倍耐震」を掲げています。断熱性能と同様、耐震性能でも標準仕様のまま高い水準を狙う姿勢が一条の特徴といえます。

一条工務店の標準仕様|断熱・気密と窓サッシ

一条工務店の標準仕様で最も評価が高いのが、断熱・気密性能です。一条の「性能」の中心となる部分です。

外内ダブル断熱構法で魔法瓶のような家

高性能ウレタンフォームの外断熱と内断熱で家全体を包む「外内ダブル断熱構法」が標準です。家全体が魔法瓶のような超断熱・超気密構造になり、冷暖房効率が大きく高まります。

グランスマートでは断熱等級7・UA値0.25・C値0.59という、業界最高グレードの性能値を標準で実現しています。冷暖房費を抑えられるため、長く住むほど光熱費でメリットを感じやすい仕様です。

2026年4月改定|グランスマート・アイスマートが断熱等級7に標準対応

一条工務店は2026年4月、主力商品のグランスマートとアイスマートについて、住宅性能表示制度で最高ランクとなる断熱等級7を標準仕様として提供開始したと発表しました。従来はZEH水準の等級6が標準でしたが、全国の省エネ基準地域区分1〜7地域すべてで等級7に対応できるようになっています。

等級7は、2021年までの最高等級だった等級4と比べてエネルギー消費量を約40%削減できる水準です。高性能ウレタンフォームやトリプルガラス樹脂サッシに加え、玄関土間の断熱や超断熱玄関ドア「DANNJU」まで組み合わせることで、標準仕様のまま業界最高クラスの断熱性能を実現しています。

防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ

窓は防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ(アルゴンガス封入)が標準です。3層ガラスの樹脂サッシで、一般的なペアガラスの約5倍の断熱性能を持ち、結露や隙間風の心配も激減します。

他社ではトリプルサッシは高額オプションになることが多く、これが標準なのは一条ならではの強みです。

一条工務店の標準仕様|全館床暖房と全館換気

一条工務店を語るうえで欠かせないのが、全館床暖房と全館換気です。快適性を大きく左右する標準装備です。

一条工務店の全館床暖房で快適なLDKのイメージ

全館床暖房で家中の寒暖差が小さい

全館床暖房はリビングだけでなく、廊下・トイレ・浴室まで生活スペースのほとんどをカバーします。家中の寒暖差が小さくなり、冬のヒートショック対策にもつながる健康的な住環境を実現します。

足元から部屋全体が暖まるため、エアコンの風が苦手な人にも快適です。これが標準で付くのは一条の大きな魅力です。

ロスガード90で換気しながら熱を逃がさない

全館換気システム「ロスガード90」も標準です。熱交換率は最大90%で、換気で入れ替える空気の熱をほとんど逃がしません。高性能フィルターでホコリや花粉も除去できます。

ロスガードは単品では50〜80万円相当ともいわれる設備で、これが標準に含まれる点は見逃せません。

一条工務店の標準仕様|外壁・キッチン・水回り設備

性能だけでなく、外壁や住宅設備も一条オリジナルの標準仕様が用意されています。メンテナンス性の高さがポイントです。

一条工務店の標準仕様のオリジナルキッチン

ハイドロテクトタイルで塗り替え不要

外壁には太陽光で汚れを分解し、雨で洗い流すセルフクリーニング機能を持つ「ハイドロテクトタイル」を採用できます。標準仕様になるのはグランスマートとグランセゾンのみで、アイスマート以下の商品では40〜70万円ほどのオプション費用がかかる点は事前に確認しておきましょう。

標準仕様の全面タイル外壁も、一般的なサイディング外壁のような10〜15年ごとの塗り替え(費用は100万円以上かかることもあります)が基本的に不要なタイル素材です。ただしセルフクリーニング機能や色柄の選択肢はハイドロテクトタイルほど豊富ではないため、外観にこだわりたい人はオプション費用も含めて比較検討すると良いでしょう。

オリジナルのキッチン・水回り設備

キッチン・洗面台・収納などは一条オリジナルの設備が標準です。木目同調の高品質なテクスチャーで仕上げられ、デザインと機能性を両立しています。

大容量の収納やワイドなカウンターなど、使い勝手にこだわった設計も特徴です。標準のままでも満足度の高い住宅設備がそろいます。

浴室・トイレ・床材も標準で充実

浴室は保温性の高い一条オリジナルのユニットバス、トイレは掃除のしやすいタンクレス風デザインなど、水回りも標準仕様で充実しています。床暖房との相性も良く、冬の浴室やトイレも暖かく使えます。

床材は木目調のフローリングが標準で、全館床暖房に対応しています。グレードによって質感は変わりますが、標準のままでも統一感のある内装に仕上がります。

一条工務店でオプション扱いになる人気仕様

標準仕様が充実している一条ですが、すべてが標準ではありません。人気のオプションも押さえておきましょう。

オプション仕様概要
太陽光発電・蓄電池屋根一体型。売電・自家消費でメリット
さらぽか空調床冷房+デシカント換気で夏も快適
グランドカップボード大型のキッチン収納
設備のグレードアップ玄関タイル・建具・カーテンなど

とくに太陽光発電は標準ではなくオプション採用です。光熱費を抑えたい人には人気ですが、その分費用は上がります。オプションを足していくと坪単価も上がるため、優先順位をつけて選ぶことが大切です。

標準仕様とオプションを含めた費用感は一条工務店の坪単価で詳しく解説しています。あわせて確認しておきましょう。

一条工務店の標準仕様を他社と比較

一条工務店の標準仕様が他社と比べてどれだけ優れているのか、断熱性能を中心に比較してみましょう。

メーカーUA値の目安標準仕様の特徴
一条工務店0.25前後全館床暖房・トリプルサッシが標準
住友林業0.41前後木の質感・自由設計が強み
積水ハウス0.4〜0.6鉄骨・総合力が強み
一般的な大手0.4〜0.6高性能仕様はオプションが多い

UA値は小さいほど断熱性能が高く、一条の0.25は他の大手を大きく上回ります。性能面では業界トップクラスといえます。

一方で、木の質感や間取りの自由度では住友林業の標準仕様などに強みがあります。何を重視するかで最適なメーカーは変わるため、複数社を比較するのがおすすめです。

一条工務店は標準仕様だけで十分?結論と注意点

「一条は標準仕様だけで十分なの?」という疑問に、家づくりを経験した筆者の視点でお答えします。

一条工務店の標準仕様を他社と比較検討するイメージ

性能重視なら標準仕様だけでも十分

結論として、断熱・気密などの性能を重視するなら、一条は標準仕様だけでも十分高性能な家が建ちます。全館床暖房やトリプルサッシが標準なので、オプションを足さなくても快適性は高い水準です。

筆者は住友林業で家を建てましたが、断熱性の高さによる快適さは身をもって実感しています。午前中に暖房をつければ午後は暖房なしで過ごせるほどで、性能の良い家の心地よさは大きな満足につながります。性能を最優先するなら、標準で高断熱を実現できる一条は非常に有力な選択肢です。

注意点|デザインの自由度には制約も

一方で注意点もあります。仕様が均一なぶん、外観デザインや間取りの自由度は他社より制約があると感じる人もいます。タイル外壁の重さによる構造上の制限や、選べる設備の幅にも限りがあります。

「性能は最高だがデザインは画一的」という評価もあるため、木の質感や個性的なデザインを重視する人は、住友林業など他社とも比較して決めるのが後悔を防ぐコツです。

一条工務店の標準仕様に関するよくある質問

最後に、一条工務店の標準仕様についてよくある質問にお答えします。

一条工務店は全館床暖房が標準ですか?

はい、主力のアイスマートやグランスマートでは全館床暖房が標準です。リビングだけでなく廊下・トイレ・浴室まで暖め、家中の寒暖差が小さくなります。

一条工務店の太陽光発電は標準ですか?

太陽光発電は標準ではなくオプションです。屋根一体型の太陽光発電システムを載せる場合はオプション採用になり、その分費用が上がります。

一条工務店の標準仕様は他社と比べて優れていますか?

断熱・気密性能では業界トップクラスです。UA値0.25クラスは他の大手(0.4〜0.6前後)を大きく上回ります。トリプルサッシや全館床暖房など、他社ならオプションの装備が標準である点も優れています。

一条工務店は標準仕様だけで十分ですか?

性能を重視するなら標準仕様だけでも十分高性能な家が建ちます。ただし太陽光やさらぽか空調などはオプションなので、必要に応じて追加を検討しましょう。

標準仕様とオプションの費用を正確に知るには?

仕様や商品で費用は変わるため、正確な金額は見積もりで確認しましょう。複数社の見積もりを比較すると、一条の標準仕様の価値が客観的にわかります。

一条工務店の断熱等級7はいつから標準ですか?

2026年4月から、グランスマートとアイスマートで断熱等級7が標準仕様になりました。それ以前はZEH水準の等級6が標準で、全国の省エネ地域区分1〜7地域すべてで対応できるよう仕様が引き上げられています。

一条工務店の耐震等級は標準でいくつですか?

全商品で最高等級の耐震等級3が標準です。一条工務店は耐震等級3の確保にとどまらず、建築基準法の2倍の強さを目指す独自基準「2倍耐震」にも取り組んでいます。

ハイドロテクトタイルは全商品で標準ですか?

いいえ、標準になるのはグランスマートとグランセゾンのみです。アイスマートなど他の商品では40〜70万円ほどのオプション費用がかかるため、検討時は商品グレードを確認しましょう。

まとめ|一条工務店の標準仕様は「性能重視」なら最強クラス

一条工務店の標準仕様は、全館床暖房・トリプルサッシ・ロスガード90など、他社ならオプションになる高性能装備が標準で付くのが最大の魅力です。2026年4月からはグランスマート・アイスマートで断熱等級7が標準化され、耐震等級3も全商品共通です。断熱・気密・耐震のいずれも業界トップクラスで、性能を重視する人には最強クラスの選択肢といえます。

一方で、デザインの自由度には制約もあるため、木の質感や個性的なデザインを重視する人は他社との比較も欠かせません。筆者自身、複数社を比較したからこそ納得して家づくりを進められました。

夫婦で一条工務店の標準仕様と他社を比較検討するイメージ

一条工務店が自分に合うか見極める一番の近道は、他社と仕様や価格を比較することです。「タウンライフ家づくり」なら、複数社の間取りプラン・見積もりを無料でまとめて取り寄せられます。後悔のない家づくりのために、まずは気軽に比較してみてください。

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