一条工務店のエコキュートおすすめは?機種・電気代・交換費用を解説

一条工務店のエコキュートおすすめは?機種・電気代・交換費用を解説

「一条工務店のエコキュートって標準でどんな機種が付くの?オプションに変えると高くなる?」と気になっていませんか。一条工務店のエコキュートは三菱電機Aシリーズ370Lが標準搭載で、グレードアップや長府製作所への変更もオプションで選べます。

筆者は4社を比較検討し、2025年5月に注文住宅を建てましたが、給湯器のようなランニングコストに直結する住宅設備こそ、標準仕様の型番まで契約前に確認しておくべきだと痛感しました。

この記事では、一条工務店で選べるエコキュートの標準機種・オプション変更の可否と費用、電気代の目安、太陽光発電との連携方法、故障時の対応・保証、他社との違いまでわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • 一条工務店の標準搭載エコキュート機種・仕様
  • オプション変更できるグレードと差額費用
  • 電気代の目安と抑え方
  • 太陽光発電との連携方法
  • 故障時の対応・保証内容と交換費用

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目次

一条工務店で選べるエコキュートとは

まずは、一条工務店が採用しているエコキュートの基本的な仕組みとメーカーを押さえておきましょう。

一条工務店の外観イメージ

大気の熱を利用して湯を沸かすヒートポンプ給湯器

エコキュートは、大気中の熱をヒートポンプで汲み上げてお湯を沸かす電気給湯器です。電気ヒーターで直接加熱する電気温水器と異なり、少ない消費電力で効率よくお湯を沸かせる点が特徴で、多くのハウスメーカーで標準採用が進んでいます。

タンクに沸かしたお湯を貯めておく方式のため、主に電気料金の安い深夜時間帯に沸き上げる使い方が基本になります。

採用メーカーは三菱電機と長府製作所の2社

一条工務店で選べるエコキュートは、三菱電機製と長府製作所製の2メーカーです。どちらも複数のグレードが用意されており、機能や価格帯によって選択できる仕組みになっています。

三菱電機は「バブルおそうじ」や「キラリユキープPLUS」といった配管洗浄・除菌機能、長府製作所は残り湯の熱を再利用する「ecoとく」機能など、メーカーごとに特色のある機能を展開しています。

一条工務店がエコキュートを標準採用する理由

一条工務店は高気密・高断熱の家づくりを掲げており、給湯設備も光熱費を抑えられるエコキュートを標準採用しています。太陽光発電システムをオプションで搭載できる商品ラインが多いことも、電気を主なエネルギー源とするエコキュートとの相性のよさにつながっています。

一条工務店の標準搭載エコキュート機種・仕様

契約前に確認しておきたい、標準仕様として組み込まれているエコキュートの機種と容量の目安を見ていきましょう。

標準は三菱電機Aシリーズ370L角型

一条工務店の標準搭載機種は、三菱電機のAシリーズ(フルオートタイプ・370L角型)が基本です。Aシリーズは基本機能に絞ったコストパフォーマンス重視のグレードで、標準仕様のままでも日常使いに支障のない性能を備えています。

ただし着工時期や商品ラインによって標準の型番・容量は変更される場合があるため、実際の仕様は契約時の見積書・仕様書で必ず確認してください。

タンク容量は世帯人数に合わせて選ぶ

エコキュートのタンク容量は、同居する家族の人数に合わせて選ぶのが基本です。容量が足りないと湯切れを起こしやすくなる一方、大きすぎると無駄な沸き上げが増えて電気代がかさむため、適正容量を選ぶことが大切です。

タンク容量世帯人数の目安
370L3〜4人
460L4〜5人
550L5〜7人

将来的な家族の増減や、浴槽を頻繁に使う生活スタイルかどうかも踏まえて容量を検討すると、湯切れや電気代の無駄を防ぎやすくなります。

寒冷地・積雪地では仕様が変わる場合がある

気温が著しく低い寒冷地や積雪地では、凍結対策を施した仕様や、寒冷地向けグレードが案内されることがあります。標準仕様のまま対応できるエリアかどうかは、建築地の気候条件をもとに担当者へ確認しておきましょう。

一条工務店の標準仕様全体については、こちらの記事でまとめて解説しています。

オプション変更は可能?グレード別の機種と差額費用

標準搭載のAシリーズから、機能を追加したグレードへ変更することも可能です。主なオプショングレードと費用感を整理しました。

一条工務店のエコキュートで沸かした湯を使う浴室のイメージ

三菱電機はSシリーズ・Pシリーズ・EXシリーズが選べる

三菱電機では、マイクロバブルで配管を自動洗浄する「バブルおそうじ」やUV除菌機能「キラリユキープPLUS」を備えたSシリーズ、微細な泡で体を温める「ホットあわー」機能が付く最上位のPシリーズ、ZEH向けにコンパクト設計されたEXシリーズなど複数のグレードが用意されています。

Sシリーズ・Pシリーズへの変更は、標準のAシリーズと比べて数万円〜十数万円ほどの追加費用がかかるのが一般的です。正確な差額は容量やキャンペーン時期によって変わるため、必ず見積書で確認しましょう。

長府製作所はecoとくフルオート・高圧タイプ・井戸水対応

長府製作所を選ぶ場合は、残り湯の熱を再利用する「ecoとくフルオート」、シャワーの水圧を強化した「高圧ecoとくフルオート」、井戸水を利用する家庭向けの井戸水対応モデルなどが選択肢になります。高圧タイプはシャワーの勢いを重視する家庭に人気があります。

いずれのグレードも標準のAシリーズより費用が上がるため、追加したい機能の優先度を家族で話し合ったうえで検討するとよいでしょう。

オプション変更を検討すべき人の判断基準

すべての家庭にオプションが必須というわけではありません。以下のようなニーズがある場合に、グレードアップを検討する価値があります。

オプション変更を検討したいケース
  • 配管の自動洗浄など日々の手入れの手間を減らしたい
  • シャワーの水圧を強めにしたい
  • 井戸水を使用している、または使用を予定している
  • 小さな子どもや高齢者がいて衛生機能を重視したい

逆に標準的な使い方であれば、Aシリーズでも十分に日常生活をまかなえる性能があります。総予算とのバランスを見ながら判断しましょう。

一条工務店のエコキュートの電気代の目安

気になる電気代の目安と、電気代を左右する設定について解説します。

一条工務店のエコキュートの電気代イメージ・電卓と家の模型

世帯人数別の電気代目安(月額)

契約する電力プランや家族の使用状況によって幅がありますが、一般的な深夜電力プランで沸き上げた場合の電気代目安は以下のとおりです。

世帯人数電気代の目安(月額)
2〜3人約2,000〜3,500円
4〜5人約3,500〜5,500円
6人以上約5,500〜8,000円

上記はあくまで一般的な使用条件を想定した目安であり、地域の電力単価や湯の使用量、契約プランによって実際の金額は変動します。

沸き上げ時間帯の設定で電気代を抑える

エコキュートは、電力量が安い深夜の時間帯にお湯を沸かすことを前提に設計されています。契約している電力プランの深夜時間帯に沸き上げ設定を合わせるだけで、余計な電気代を防ぎやすくなります。

沸き上げ量を「おまかせ」設定にすると、過去の使用実績から必要量を自動で学習してくれるため、無駄な沸き増しを避けやすくなります。

電気代を左右する主な要因

同じ機種のエコキュートでも、以下の要因によって電気代には差が出ます。

電気代を左右する主な要因
  • タンク容量と実際の湯使用量のバランス
  • 契約している電力プランの深夜単価
  • 浴槽の使用頻度・シャワーの使用時間
  • 太陽光発電・蓄電池の有無

とくに太陽光発電の有無は電気代への影響が大きいため、次の章で詳しく解説します。

スマホで間取りプランを確認する手元

実際の電気代は契約する電力プランや暮らし方によって変わるため、複数社に見積もりとあわせて光熱費のシミュレーションを聞いておくと安心です。

太陽光発電との連携で電気代をさらに下げる方法

一条工務店は太陽光発電システムをオプションで搭載できる商品が多く、エコキュートと組み合わせることでさらに電気代を抑えられる可能性があります。

昼間の発電時間帯に沸き上げる設定への切り替え

エコキュートは本来、深夜電力での沸き上げを想定した設計ですが、太陽光発電の自家消費を優先したい場合は、日照時間帯に沸き上げるよう設定を切り替える方法があります。時計設定をずらすなどして、太陽光の発電が多い正午前後に沸き上げを行う工夫をしているオーナーも見られます。

ただし機種によって対応できる設定範囲が異なるため、実施する場合は取扱説明書の内容や販売店への確認が必要です。

蓄電池を併用するとさらに効果的

蓄電池を併用すれば、日中に余った太陽光の電力を貯めておき、夜間の沸き上げに充てることも可能になります。初期費用は増えますが、電力会社からの買電を減らせるため、長期的な光熱費の削減効果が期待できます。

売電単価とのバランスで判断する

太陽光発電は売電と自家消費のどちらが得かで判断が分かれます。売電単価が電力購入単価より低い場合は、発電した電力を売るよりエコキュートなどで自家消費したほうが家計にとって有利になるケースが多いといわれています。

売電単価と電気の購入単価を比較したうえで、自家消費を優先すべきかを判断することが、太陽光発電とエコキュートを賢く組み合わせるポイントです。

一条工務店の床暖房と電気代の関係については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

故障時の対応と保証内容

エコキュートは長期間使う設備だからこそ、保証内容と故障時の対応を事前に把握しておくことが大切です。

一条工務店のエコキュートの保証内容をチェックリストで確認するイメージ

メーカー保証は2年、延長保証で最長10年

エコキュートのメーカー標準保証は2年間が基本です。より長く安心して使いたい場合は、有償の延長保証に加入することで、三菱電機製・長府製作所製ともに5年・8年・10年のいずれかまで保証期間を延ばせます。

エコキュートの寿命は一般的に10〜15年程度が目安とされているため、延長保証を付けておくと、故障リスクが高まる時期を保証期間内でカバーしやすくなります。

交換費用の目安は30万〜60万円

保証期間を過ぎてから故障した場合、交換費用の目安は本体価格と設置工事費を含めて30万〜60万円程度です。選ぶグレードやタンク容量によって費用は変動します。

国の「給湯省エネ事業」など補助金制度の対象になる場合もあるため、交換のタイミングで利用できる補助金がないか、事前に確認しておくと負担を抑えられます。

項目目安
メーカー標準保証2年間
延長保証5年・8年・10年から選択(有償)
本体の寿命目安10〜15年程度
交換費用の目安30万〜60万円程度

アフターサポート「iサポ」で24時間相談できる

一条工務店ではオーナー専用アプリ「iサポ」を通じて、エコキュートを含む住宅設備の不具合を24時間相談できる体制が整っています。また、引き渡し後10年目・15年目などの定期点検で、設備の状態をあわせて確認してもらえる場合もあります。

異音・お湯の温度が安定しない・エラー表示が出るといった症状に気づいたら、早めに問い合わせて点検を依頼することをおすすめします。

他社ハウスメーカーとのエコキュート比較

エコキュートの標準採用は一条工務店に限った話ではありません。他社との違いを押さえておきましょう。

ハウスメーカー標準給湯設備の傾向
一条工務店三菱電機Aシリーズが標準。太陽光連携を前提とした商品構成
積水ハウスPanasonic等ハイグレード設備が中心。エコキュートも選択可能
セキスイハイムHEMS連携でエコキュートの稼働を気象警報等に応じて制御
住友林業商品・仕様グレードに応じて給湯器を選択

積水ハウス・セキスイハイムはHEMS連携が特徴

セキスイハイムは「スマートハイムナビ」というHEMS(家庭のエネルギー管理システム)と連携し、電力の使用状況や気象警報に応じてエコキュートの運転を自動制御できる点が特徴です。積水ハウスもPanasonic製などハイグレードな設備を標準採用する傾向があります。

一条工務店は太陽光発電との組み合わせを前提とした商品構成

一条工務店は太陽光発電システムをオプションで搭載できる商品ラインが充実しており、エコキュートと組み合わせた電気代削減を前提とした家づくりがしやすい点が強みです。筆者自身、複数社を比較した際に、給湯器や床暖房などの設備グレードが標準仕様の範囲内かオプション扱いかがメーカーごとに大きく異なることに気づきました。契約前に標準品番まで確認しておくことをおすすめします。

一条工務店の坪単価や商品別の価格差については、こちらの記事で詳しく解説しています。

エコキュート導入・交換で失敗しないための注意点

最後に、新築時・交換時それぞれで押さえておきたい注意点を整理します。

設置場所と配管ルートを事前に確認する

エコキュートは屋外にタンクとヒートポンプユニットを設置するため、一定のスペースが必要です。駐車スペースや隣地との距離、稼働音が気になる寝室の位置関係なども踏まえて、設置場所を早い段階で決めておくとトラブルを避けられます。

グレード選びは総費用と使用頻度のバランスで判断する

上位グレードは機能が充実する分、初期費用が上がります。家族の人数やお湯の使用頻度、重視したい機能を整理したうえで、標準のAシリーズで十分か、オプションへの変更が必要かを判断しましょう。

交換時は補助金の申請時期に注意する

給湯省エネ事業などの補助金制度は、年度ごとに予算や申請期間が定められています。老朽化したエコキュートを交換するタイミングでは、制度の対象機種や申請スケジュールを事前に確認し、申請忘れがないようにしましょう。

一条工務店のリフォーム費用については、こちらの記事でまとめています。

テーブルに複数社のカタログが並ぶイメージ

エコキュートのグレードや電気代の見込みは、実際の見積もりを取らないと正確にはわかりません。複数社から間取りと見積もりを取り寄せて、設備仕様と費用のバランスを比較してみましょう。

一条工務店のエコキュートに関するよくある質問

一条工務店のエコキュートについて、よく寄せられる質問にお答えします。

一条工務店のエコキュートは何が標準搭載ですか?

三菱電機のAシリーズ(フルオートタイプ・370L角型)が標準搭載です。世帯人数によって460L・550Lなど容量の異なるモデルも選べます。実際の型番は着工時期や商品ラインによって変わるため、見積書での確認が必要です。

エコキュートのグレードは後から変更できますか?

新築の契約時であれば、三菱電機のSシリーズ・Pシリーズや長府製作所のグレードへオプション変更が可能です。すでに完成した住宅で機種を変更する場合は、給湯器の交換工事として別途費用がかかります。

太陽光発電がなくても電気代は安くできますか?

太陽光発電がなくても、契約している電力プランの深夜時間帯に沸き上げ設定を合わせるだけで、電気代を抑えやすくなります。沸き上げ量を「おまかせ」設定にして、使用実績に応じた自動学習を活用するのもおすすめです。

エコキュートが故障したらどこに連絡すればいいですか?

一条工務店のオーナー専用アプリ「iサポ」から24時間相談できます。異音やお湯の温度が安定しない、エラー表示が出るといった症状があれば、早めに問い合わせて点検を依頼しましょう。

エコキュートの交換で補助金は使えますか?

「給湯省エネ事業」など、対象機種への交換で補助金が利用できる制度があります。年度ごとに予算や申請期間が定められているため、交換を検討するタイミングで最新の制度内容を確認することをおすすめします。

まとめ:一条工務店のエコキュートは標準仕様の確認と設定がカギ

一条工務店のエコキュートは、三菱電機Aシリーズ370Lが標準搭載で、Sシリーズ・Pシリーズや長府製作所へのオプション変更も選べます。電気代は世帯人数によって月2,000〜8,000円程度が目安で、深夜時間帯の沸き上げ設定や太陽光発電との連携によってさらに抑えられます。保証はメーカー標準2年、延長で最長10年まで対応でき、故障時の交換費用は30万〜60万円程度が目安です。

標準搭載の型番やオプション費用は契約前の見積もりで必ず確認するのが一番確実です。一条工務店だけでなく、他社の給湯設備やコストとも比較しながら、自分たちの暮らし方に合った選択をしましょう。

夫婦でリビングでカタログを確認するイメージ

タウンライフ家づくりなら、複数のハウスメーカーから無料で間取りプランと見積もりを一括で取り寄せできます。エコキュートの仕様や電気代の見込みも含めて、まずは気軽に比較してみてください。

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