「ハニカムシェードをつけたいけど、後悔しないか気になる」と迷っていませんか。実際に導入した人の声を見ると、暗さ・結露・掃除の手間など、住み始めてから気づく後悔ポイントが少なくありません。
筆者は2025年5月に住友林業で注文住宅を建てましたが、南側全面に大きな窓を採用した開放的なリビングを希望したため、窓まわりの装飾選びも打ち合わせで何度も相談しました。大きな窓ほど、光の入り方や結露など窓装飾の後悔ポイントが表面化しやすいと感じています。
この記事では、ハニカムシェードでよくある後悔ポイントとその対策、向いている窓・向いていない窓、費用相場までわかりやすく解説します。
【一覧表】ハニカムシェードで後悔しやすい7つのポイント
まずはよくある後悔ポイントと対策の全体像を一覧表で確認しておきましょう。
| 後悔ポイント | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 想像より暗い・閉塞感が出る | 遮光性の高いタイプを部屋全体に採用した | 部屋・窓ごとに遮光率の異なるタイプを使い分ける |
| 外の景色が見えにくくなる | 生地の透過性を確認せず選んだ | 採光重視ならレース調・シースルータイプを選ぶ |
| 操作が重い・開閉が面倒 | 大きな窓に手動タイプを選んだ | 開閉頻度の高い窓は電動タイプを検討する |
| 掃除ができず汚れがたまる | ハニカム構造の凹凸にホコリが溜まりやすい | ハンディモップでの定期的な乾拭きを習慣にする |
| 結露・カビが発生する | 断熱性の高さで窓とシェードの間に空気層ができる | 下部に数cmの隙間を空け、定期的に換気する |
| 既製品サイズが合わず隙間ができる | 採寸を誤り既製品を選んだ | オーダーメイドでミリ単位の採寸をする |
| 電動タイプの故障・修理費が高額 | モーターや配線の経年劣化 | 保証内容を確認し、必要な窓だけ電動化する |
家づくり全体の進め方がまだ分からないという方は、最初にやるべきことをまとめた記事もあわせて参考にしてください。

次の章から、それぞれの後悔ポイントを詳しく見ていきます。
後悔しやすい理由①採光・見た目の後悔ポイント
ハニカムシェードの後悔で特に多いのが、部屋の明るさや窓からの見え方に関するギャップです。

想像より暗い・閉塞感が出る
ハニカムシェードは断熱性・遮光性を重視した生地が多く、選び方次第で部屋全体が暗く感じられます。特にリビングなど日中に長く過ごす部屋に遮光タイプを採用すると、開放感が失われ後悔しやすいポイントです。窓ごとに求める機能を整理してから生地を選ぶことが大切です。
外の景色が見えにくくなる
遮熱・遮光性能を重視したタイプは生地の密度が高く、外の景色がほとんど見えなくなる製品もあります。庭や景色を楽しみたいリビング窓に選ぶと「閉め切っているような圧迫感がある」と感じることがあります。景色を活かしたい窓には、光を通しやすいレース調タイプが向いています。
後悔しやすい理由②操作・お手入れの後悔ポイント
機能面だけでなく、日々の操作やお手入れのしにくさが原因で後悔するケースも目立ちます。
操作が重い・開閉が面倒
生地の重みで、大きな掃き出し窓では手動での開閉に力が必要になることがあります。毎日何度も開け閉めする窓に手動タイプを選ぶと「思ったより面倒」と感じやすいポイントです。使用頻度の高い窓は電動タイプを検討すると負担を減らせます。
掃除ができず汚れがたまる
ハニカム構造は生地に凹凸があるため、平らなロールスクリーンよりホコリが溜まりやすい形状です。基本的に水洗いができない製品が多く、汚れが目立ってからでは落としにくくなります。キッチンや勝手口など油汚れが出やすい窓は、避けるか別の窓装飾を検討したほうが無難です。
結露・カビが発生する
ハニカムシェードは断熱性の高さから窓とシェードの間に空気層ができ、冬場は結露が発生しやすくなります。結露を放置すると生地にカビが生えてしまい、掃除では落としきれないこともあります。下部にわずかな隙間を設け、定期的に窓を開けて換気することで発生を抑えられます。
後悔しやすい理由③設置・電動化の後悔ポイント
設置時のサイズ選びや電動化の判断を誤ると、後から修正しにくい後悔につながります。
既製品サイズが合わず隙間ができる
既製品は数cm単位の規格サイズしか選べないため、窓枠との間に隙間ができて光漏れや隙間風の原因になることがあります。新築時は特にミリ単位でオーダーメイドを検討したほうが、仕上がりの満足度が高くなります。
電動タイプの故障・修理費が高額
電動タイプはモーターや配線が経年劣化すると、修理費が1窓あたり数万円かかることがあります。すべての窓を電動化すると初期費用も修理リスクも大きくなるため、開閉頻度の高い窓だけに絞るのが後悔しにくい選び方です。
住宅設備の後悔は、照明計画でも起こりやすいテーマです。天井まわりの照明選びで後悔しやすいポイントは以下の記事も参考にしてください。

ハニカムシェードを導入する3つのメリット
後悔ポイントばかりが目立ちますが、正しく選べば得られるメリットも大きい窓装飾です。
断熱効果で冷暖房効率が上がる
ハニカム構造の空気層が断熱材のような役割を果たし、冬は暖かさを、夏は涼しさを逃しにくくします。エアコンの設定温度を控えめにしても快適に過ごせるため、光熱費の節約につながりやすい点が評価されています。
UVカット・遮光性でインテリアや肌を守る
紫外線をカットする効果があり、フローリングや家具の日焼け・色あせを防ぎやすくなります。遮光タイプを選べば西日の強い部屋でも室温上昇を抑えられ、夏の暑さ対策としても役立ちます。
すっきりしたデザインで圧迫感が少ない
カーテンのようにヒダやたるみが出ず、窓辺がすっきり見えるのも魅力です。上下から開閉できるタイプなら、視線を遮りながら採光だけ確保するといった細かい調整もできます。
ハニカムシェードとカーテン・ブラインドの違い|比較表
ハニカムシェードが自分の家に向いているかは、他の窓装飾と比較すると判断しやすくなります。
| 項目 | ハニカムシェード | カーテン | ロールスクリーン |
|---|---|---|---|
| 断熱性 | 高い | 普通 | やや低い |
| 遮光性 | タイプにより幅広い | 生地次第で高い | 高い |
| お手入れ | 水洗い不可・拭き掃除 | 洗濯可能 | 拭き掃除 |
| 価格帯 | やや高め | 手頃〜高め | 手頃 |
| 見た目の印象 | すっきり・モダン | 華やか・柔らかい | シンプル |
断熱性やデザイン性を重視するならハニカムシェード、こまめに洗濯したい・コストを抑えたいならカーテンが向いています。予算や部屋の用途に応じて、窓ごとに使い分ける家庭も増えています。
ハニカムシェードが向いている窓・向いていない窓
後悔を防ぐには、すべての窓に採用するのではなく、向き不向きを見極めることが大切です。

向いている窓・部屋
断熱性を活かしたい寝室や吹き抜け、西日の強い窓と相性が良く、遮熱タイプなら夏の暑さ対策にもなります。一条工務店をはじめ、断熱性の高さからハニカムシェードを標準仕様に採用しているハウスメーカーもあります。

向いていない窓・場所
水洗いができないため、油汚れや湿気の多いキッチン・トイレ・脱衣所には不向きです。開閉頻度が高い勝手口や小窓も、操作性の面ではカーテンやロールスクリーンのほうが扱いやすい場合があります。
ハニカムシェードの価格相場と設置にかかる費用
導入を検討する際は、本体価格と電動化・オーダーメイドの追加費用を確認しておくと予算のズレによる後悔を防げます。
本体価格の目安(窓サイズ別)
| 窓サイズ目安 | 既製品の価格帯 | オーダーメイドの価格帯 |
|---|---|---|
| 小窓(幅〜90cm) | 5,000〜1万5,000円 | 1万〜2万5,000円 |
| 掃き出し窓(幅90〜180cm) | 1万5,000〜3万円 | 2万5,000〜5万円 |
| 大型窓(幅180cm〜) | 3万円〜 | 5万円〜 |
遮熱・遮光などの機能や生地のグレードによって価格は変動します。複数窓をまとめて発注すると割引が受けられるケースもあるため、見積もり時に確認しておくと安心です。
電動タイプ・オーダーメイドの追加費用
電動タイプにする場合、1窓あたり1万〜3万円程度の追加費用がかかるのが一般的です。既製品ではサイズが合わない窓は、オーダーメイドにすると数千円〜1万円ほど上乗せされますが、隙間なく仕上がるため後悔を防ぎやすくなります。
新築時にオプションとして窓装飾をまとめて依頼する場合の費用相場は、以下の記事でも詳しく解説しています。

窓装飾を含めた間取り・設備計画は、複数のハウスメーカーに相談すると自分では気づけない提案が見つかることがあります。
新築時にハニカムシェードで後悔しないための選び方3つのコツ
新築のタイミングで導入を検討している方は、着工前に以下を確認しておきましょう。

- 部屋・窓ごとに遮光率の異なるタイプを使い分けたか
- 開閉頻度の高い窓は電動タイプにするか検討したか
- 水回り・油汚れが出やすい窓は素材を確認したか
- 既製品でなくオーダーメイドで採寸したか
- 保証内容とアフターサービスを確認したか
新築時は窓の位置やサイズが確定してから発注するため、間取りの打ち合わせ段階で窓装飾の希望も伝えておくとスムーズです。
複数社の間取りプランを比較すると後悔を防ぎやすい理由
ハニカムシェードに限らず、窓まわりの細かな後悔は1社だけの提案では気づきにくいものです。
筆者は住友林業・大和ハウス・パナソニックホームズ・ミサワホームの4社に実際に足を運んで相談しましたが、各社で窓の配置や窓装飾に関する提案はまったく違いました。1社だけで打ち合わせを進めていたら、窓まわりの選択肢に気づけなかった可能性もあると感じています。
一方で、複数社を回ると打ち合わせの回数が増えて大変だったのも事実です。筆者自身、タウンライフの一括資料請求は申し込みボタンの一歩手前まで進めた経験があり、「あのとき申し込んでいれば、もっと効率よく比較できたかもしれない」と今でも感じています。

窓装飾を含めた間取り全体の後悔を防ぐには、複数社のプランを短期間で比較できる無料サービスを使うのがおすすめです。
ハニカムシェードに関するよくある質問
まとめ:ハニカムシェードの後悔は「採光」「操作」「お手入れ」の事前確認で防げる
ハニカムシェードの後悔は、窓ごとの遮光率、操作方法(手動・電動)、掃除のしやすさを事前に確認することで大きく減らせます。設置場所の向き不向きや費用相場まで含めて選べば、後悔なく長く使い続けられる窓装飾になります。
- 後悔で多いのは暗さ・操作の重さ・掃除の手間・結露
- 既製品のサイズ違いや電動タイプの故障も後悔の原因になる
- 水回り・油汚れが出やすい窓には不向き
- 窓サイズ別の価格帯・電動化の追加費用を事前に確認する
- 複数社の間取りプランを比較すると気づけなかった提案が見つかりやすい
1社だけの提案では気づけない窓装飾・間取りの改善案も、複数のハウスメーカーを比較することで見えてくることがあります。ハニカムシェードを含めた窓まわりの計画を後悔なく決めるために、以下のリンクから無料の一括プラン請求を活用してみてください。




