「広島でガレージハウスを建てたいけど、どこに頼めばいいの?」と迷っていませんか。広島でガレージハウスを手がける会社の坪単価はおおむね45万円台〜120万円台と幅があり、対応できる会社も限られています。
広島市の中心部は太田川がつくった三角州の上に広がり、まとまった平地が多くありません。少し外へ出ると斜面を造成した住宅地が続き、間口の狭い土地や高低差のある敷地が当たり前になります。1階を車庫にできるガレージハウスは、こうした広島の土地事情と相性のよい建て方です。
筆者は住友林業で自邸を建てましたが、外構だけを別の会社に発注して手痛い失敗をしました。ガレージ前の土間や車の動線は、建物と切り離して考えると後悔しやすい部分です。
この記事では、広島でガレージハウスを手がけるおすすめ会社6社の比較に加え、エリア別の土地価格、地盤や造成でふくらむ費用、契約前に確認したい点までを解説します。
広島でガレージハウスが選ばれる理由と基礎知識
広島でガレージハウスの相談が増えている背景には、土地の形状という事情があります。まずは基本的な仕組みと、広島ならではの向き・不向きを整理しておきましょう。
ガレージハウスとインナーガレージの違い
ガレージハウスは、屋根と壁で囲まれた車庫を建物と一体でつくった住宅を指します。1階部分をまるごと車庫にあて、上の階に居室を積む形が代表的です。
ビルトインガレージやインナーガレージは、建物の内側に駐車スペースを取り込む間取りの手法そのものを指す言葉です。つまり手法の名前がビルトインガレージ、住まい全体のコンセプトを指す名前がガレージハウス、という関係になります。呼び分けは会社によってあいまいで、同じ意味で使われることも珍しくありません。
広島市内のように敷地が細長い土地では、庭に駐車場を並べる余裕がないケースが多くあります。建物の下に車を入れられるガレージハウスなら、限られた間口でも駐車スペースを確保できます。
広島でガレージハウスを建てるメリット
- 間口の狭い土地でも駐車スペースを建物内に取り込める
- 高低差のある敷地で、道路と同じ高さに車を置ける
- 1階を車庫にあてる分、日当たりのよい2階にLDKを配置しやすい
- 愛車やバイクを潮風・紫外線・いたずらから遠ざけられる
- 屋根の下で洗車や整備ができ、荷物の積み下ろしも濡れずに済む
後半で紹介する創建ホームやマリモハウスの施工事例でも、LDKを2階に上げてガレージを見下ろす設計が採用されています。広島市内の限られた敷地では、この2階リビング型が定番のひとつになっています。
ガレージハウスのデメリットと広島特有の注意点
- 車庫部分も延床面積に算入され、居室に使える面積が削られる
- 1階に大きな開口を空けるため、耐震のための補強費がかさむ
- 三角州の軟弱地盤や造成地では、地盤改良費が上乗せされやすい
- 坂の多いエリアでは、道路からガレージまでの勾配設計に配慮がいる
- 排気がこもらないよう、換気計画を設計段階で詰める必要がある
- 沿岸部では潮風でシャッターの金属部が傷みやすい
いずれも土地の条件を早めに把握し、慣れた会社に設計してもらえば対処できる範囲です。次の章から、広島での費用感を具体的に見ていきます。
広島のガレージハウスの費用相場と坪単価
ガレージハウスの総額は、建物の坪単価だけでなく土地の条件でも大きく動きます。ここでは坪単価の目安と、広島で費用が上振れしやすいポイントを確認しましょう。
広島のガレージハウスの坪単価は45万円台〜120万円台
広島でガレージハウスを手がける会社の坪単価は、おおむね45万円台〜120万円台と幅があります。広島県の注文住宅全体の坪単価相場(工務店で約45〜80万円、ハウスメーカーで約60〜100万円)と比べても、ガレージハウスは上振れしやすい傾向があります。

上振れの理由は、大開口シャッターの設置費、車の重みを支える床の補強、車庫まわりの耐震・防火仕様への対応です。全棟で構造計算を行う会社や、建築家が設計に入る会社ほど坪単価は高くなります。
広島ではこれに土地側の費用が乗ります。斜面を造成した宅地なら擁壁の補修や造成、三角州の低地なら地盤改良が必要になることがあり、数十万円から数百万円の差が生まれます。坪単価の安さだけで会社を絞らず、土地の条件を伝えたうえで総額を出してもらいましょう。
広島市中心部から郊外までエリア別の土地価格
ガレージハウスは車庫の面積を敷地に確保する必要があり、土地代の重みが総額に効いてきます。広島は同じ市内でも坪単価が倍以上開くため、エリア選びが予算配分を左右します。
広島市中区は坪単価100万円を超える水準で市内最高値な一方、東区や佐伯区なら坪単価40万円台〜50万円台、東広島市・呉市など郊外エリアならさらに抑えて広めの土地を確保しやすくなります。エリア別の土地価格や注文住宅の総額相場は、以下の記事で詳しく解説しています。

この価格差は、ガレージハウスを選ぶかどうかの判断にも直結します。中区のように土地が高いエリアでは、駐車場を別に取るより1階を車庫にした方が総額を抑えられる場合があります。逆に東広島市や呉市なら土地に余裕があるため、平屋に独立したガレージを建てる選択肢も現実的です。
広島のガレージハウスで見落としやすい費用
ガレージハウスの総額は、一般的な注文住宅と同じく「本体工事費」「付帯工事費」「諸費用」で構成されます。シャッターや床の補強は本体工事費に含まれるのが一般的です。

見落とされやすいのは付帯工事費です。広島では地盤改良、擁壁の補修、高低差を解消する土留めや階段が、この枠で加算されます。ガレージ前の土間コンクリートやアプローチ舗装も外構扱いになり、本体価格には入っていません。
本体価格の安さだけで判断すると、シャッターや床補強がオプション扱いで後から乗ることもあります。見積もりを見比べるときは、どこまでが含まれた金額なのかを1社ずつ確認しましょう。

土地の条件まで含めた金額は、図面を引いてもらわないと見えてきません。希望エリアと敷地の状況を伝えて複数社にプランを出してもらえば、広島での現実的な予算感がつかめます。
広島のガレージハウスおすすめ会社6社を徹底比較
ここからは、広島県内でガレージハウスを実際に手がけている6社を取り上げます。ガレージハウスの施工事例が公開されていること、広島県内に拠点があり対応エリアが明確なこと、構造や断熱の考え方を公表していることを条件に、編集部が公開情報から選びました。
掲載の順番は紹介の都合によるもので、各社の優劣を示すものではありません。坪単価は本体価格をもとにした目安であり、2026年8月時点で各社公式サイト等に公開されていた情報を参照しています。仕様・価格は変わることがあるため、最新の内容は各社へ直接ご確認ください。

| 会社名 | 所在地 | 坪単価の目安 | 対応エリア | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ドヒハウス | 広島市南区宇品西(本社:呉市本町) | 約45万円〜65万円 | 広島県全域・山口県東部(岩国市周辺) | ガレージハウス施工実績県内トップクラス・自社家具工場 |
| トータテハウジング | 広島市 | 非公表(要問い合わせ) | 広島県・山口県中心 | ガレージハウス専用ブランド「GARAGE×HOUSE」 |
| KOUKEN | 広島市西区井口鈴が台 | コミコミ2,160万円台〜(標準仕様プラン) | 広島市・呉市・東広島市・廿日市市・岩国市ほか | ガレージハウス専門プランを4種展開・元大工の技術力 |
| ジューケン | 広島市中区光南 | 約80万円台〜127万円 | 広島県内 | 全棟構造計算のSE構法・建築家によるデザイン力 |
| 創建ホーム | 東広島市西条土与丸 | 約80万円〜90万円 | 東広島市を中心に広島県内 | 全館空調「フィットエアー」標準・都市型ガレージモデル「ZIL」 |
| マリモハウス | 広島市西区庚午北 | 約50万円〜80万円 | 広島県内 | 2×4工法の高気密高断熱・創業60年超で3,000棟超の実績 |
表を見ると、価格重視ならドヒハウスとマリモハウス、性能や設計力を求めるならジューケンと創建ホームという住み分けが見えてきます。会社名をタップすると、それぞれの詳細へ移動できます。
なお、この6社は広島の工務店全般を比較した以下の記事でも一部取り上げています。ガレージハウスに限らず家づくり全体の比較軸を知りたい方は、あわせてご覧ください。

①ドヒハウス|ガレージハウス施工実績“県内トップクラス”

出典:公式サイト
ドヒハウスは呉市本町に本社を置き、広島市南区宇品西に広島本店を構える1905年創業の老舗企業です。注文住宅の設計施工を軸に、賃貸事業・不動産仲介まで手がける総合力があり、対応エリアは広島県全域と山口県東部(岩国市周辺)に及びます。
最大の特徴はガレージハウスの施工実績で、県内トップクラスとされています。自社家具工場でオリジナルの造作家具を製作しており、ガレージ内をお好みのテイストにトータルコーディネートできる点も強みです。外構まで完全自社施工で一体提案できる体制も整っています。
坪単価の目安は約45万円〜65万円です。ガレージハウスの施工実績の豊富さを重視したい人、造作家具までこだわりたい人に向いています。
②トータテハウジング|ガレージハウス専用ブランド「GARAGE×HOUSE」

出典:公式サイト
トータテハウジングは広島市に本社を置き、広島県・山口県を中心に注文住宅を手がける会社です。「趣味を極める。暮らしを愉しむ。」をコンセプトに、ガレージハウス専用の商品ライン「GARAGE×HOUSE」を展開しています。
公式サイトには「要塞をイメージした全館空調のガレージハウス」(広島市)、「オン・オフを充実させる共働き家族のガレージハウス」(廿日市市)、「ショールームのようなビルトインガレージを自宅に」(広島市)など、施工事例を複数公開しています。高性能と設計の自由度を兼ね備えた提案力が特徴です。
坪単価は非公表のため、要望を伝えたうえで見積もりを取るのがおすすめです。デザイン性の高いガレージハウスの施工事例を参考にしたい人に向いています。
③KOUKEN|ガレージハウス専門プランを4種展開
KOUKENは広島市西区井口鈴が台に拠点を置く工務店です。元大工の技術力を生かした高性能なローコスト住宅を提案しており、自然素材住宅・ペットと暮らす家とあわせて、ガレージハウスを専門分野の一つに位置づけています。
ガレージハウス専用のプランを4種類用意しており、高気密・高断熱、食洗機、浴室乾燥、オール電化、基本照明を標準仕様としています。床面排気による換気で、床付近にたまりやすいハウスダストや排気ガスを除去する設計も特徴です。ZEH基準の高断熱仕様や太陽光設備、全館空調システムの導入にも対応します。
公式サイトで公開されている標準仕様プランの参考価格は、建物本体価格1,766万円(税別)・コミコミ価格2,160万円(税込)〜、ZEH仕様では建物本体価格1,875万円(税別)・コミコミ価格2,385万円(税込)〜です(間口7.28m×奥行5.46m+ポーチ・バルコニーのプラン例)。対応エリアは広島市・呉市・大竹市・東広島市・廿日市市・岩国市・柳井市ほどまで広がっています。ガレージハウスに特化した提案を受けたい人、価格の目安を早い段階で知りたい人に向いています。
④ジューケン|全棟構造計算のSE構法と建築家のデザイン力
ジューケンは広島市中区光南に本社を置く、1970年創業の工務店です。木造在来工法に加えRC造・S造にも対応し、1999年に現社長が加わって以降、建築家によるデザイン注文住宅に力を入れてきました。
全棟で構造計算を行ったうえでSE構法を採用しており、LIXIL賞を受賞するなど建築家の高いデザイン力を標準仕様としているのが特徴です。土地形状を活かし切る提案力に定評があり、大型バイクと車2台を並列駐車できるガレージハウスなど、狭小地でも個性的な施工事例があります。
坪単価の目安は約80万円台〜127万円と、6社の中では高めの水準です。構造の安全性とデザイン性の両方を妥協したくない人に向いています。
⑤創建ホーム|全館空調標準「フィットエアー」と都市型ガレージモデル「ZIL」

出典:公式サイト
創建ホームは東広島市西条土与丸に本社を置く、1985年創業の地元工務店です。注文住宅の企画・設計・施工から不動産仲介、外構まで幅広く手がけています。
全プランで導入可能な次世代型冷暖房システム「フィットエアー」を標準としており、家全体の温熱環境を保ちやすいのが強みです。2階LDK+ビルトインガレージの都市型モデルハウス「ZIL」(広島市安佐南区西原)も展開しており、高い天井と大きな窓を生かした開放的なLDKと、雨に濡れずに出入りできるガレージを両立させた設計を確認できます。
坪単価の目安は最多価格帯で約80万円〜90万円です。ガレージハウスでも断熱・空調性能を落としたくない人に向いています。
⑥マリモハウス|2×4工法の高気密高断熱・創業60年超の実績
マリモハウスは広島市西区庚午北に拠点を置く、1960年創業のマリモグループの住宅会社です。創業から60年超・累計3,000棟を超える建築実績を持ち、不動産売買から建築分野へと事業を広げてきた歴史があります。
2×4工法による高気密・高断熱性能を生かした「ナチュラル・サーキュレーション・デザイン」を採用し、「和モダン」「デザインハウス」「リゾートモダン」などのプランを提案しています。ガレージハウスの施工事例では、LDKを2階に配置してビルトインガレージを見下ろせる設計や、玄関ホールへ雨に濡れずに移動できる動線などが紹介されています。
坪単価の目安は約50万円〜80万円です。実績の豊富さと価格のバランスを重視したい人に向いています。
6社は本社の場所も得意なエリアも異なります。呉市や東広島市で土地を探しているのか、広島市内の狭い敷地に建てたいのかで、声をかけるべき会社は変わります。同じ敷地条件を伝えて複数社に投げると、提案の差がはっきり出ます。
広島でガレージハウス会社を選ぶ6つのチェックポイント
ガレージハウスを扱える会社が限られる広島では、少ない選択肢を正しく見極める目が必要です。ここでは相談前に押さえておきたい6つの視点を紹介します。

①自分の敷地条件に近い施工事例があるか
同じガレージハウスでも、広島市内の狭小地を得意とする会社と、郊外の広い敷地を得意とする会社では設計の発想が違います。ジューケンのように狭小地で車2台を並列駐車させる事例もあれば、創建ホームのように都市型の2階LDKモデルを持つ会社もあります。
候補地の間口・奥行き・高低差に近い事例を見せてもらいましょう。写真の枚数より、条件の近さの方が判断材料になります。
②地盤調査と構造・換気の考え方を聞く
ガレージハウスは1階に大きな穴を空ける構造のため、耐震の考え方が住まいの安全性を左右します。全棟構造計算をしているか、どの工法で開口部を支えるかは必ず確認しましょう。
広島では地盤の話も外せません。三角州の低地か、切り盛りした造成地かで必要な対策は変わります。あわせて、排気がこもらない換気の方法まで具体的に説明できる会社は信頼しやすいといえます。
③土地の造成費まで含めた総額を出してもらう
坪単価が安く見えても、擁壁の補修や地盤改良、高低差を処理する土留めが乗ると総額は一気に変わります。広島の斜面地ではこの部分が数百万円動くこともあります。
候補の土地が決まっているなら、現地を見たうえでの概算を依頼しましょう。土地探しから相談する場合は、造成費の見込みを含めた資金計画を出してもらうと安心です。
④シャッターなど設備の保証範囲を確認する
初期保証の年数や定期点検の頻度は会社ごとに異なります。ガレージハウスで見落としやすいのは、電動シャッターの保証年数と点検の扱いです。
呉市や江田島など海に近いエリアでは、潮風で金属部が傷みやすくなります。交換時期の目安と費用感まで、契約前に書面で聞いておきましょう。
⑤工事が止まったときの備えがあるか
広島でガレージハウスを扱うのは地域密着の工務店が中心で、大手ほど会社の規模は大きくありません。だからこそ、万一工事が止まったときの備えを確認しておく価値があります。
住宅完成保証への登録や瑕疵担保責任保険の加入状況を聞いておきましょう。支払いのタイミングが工事の進み具合と見合っているかも、あわせて見ておきたい点です。
⑥モデルハウスで実寸を体感する
図面や写真では、ガレージの天井高や車を出し入れするときの余裕は伝わりません。ドアを全開にできるか、後ろに回り込めるかは、立ってみて初めてわかります。
広島市安佐南区西原の「ZIL」のように、ガレージハウスを実際に見られるモデルハウスもあります。愛車のサイズを伝えて、その車が置ける前提で寸法を確認しておきましょう。

広島のガレージハウス会社をタイプ別に比較する
紹介した6社は、強みの置きどころで3つのタイプに分けられます。予算と優先順位に照らすと、声をかけるべき会社が絞り込めます。
設計力とガレージ専門性で選ぶ

建築家が設計に入るジューケン、専用ブランドを持つトータテハウジング、専門プランを4種そろえるKOUKENがこのタイプです。ガレージを住まいの主役として扱うノウハウが蓄積されています。
変形地や狭小地で「普通には建たない」と言われた土地ほど、この層に相談する価値があります。坪単価は上がりやすいものの、土地を無駄なく使い切れれば結果的に得をすることもあります。
断熱・空調などの住宅性能で選ぶ

全館空調を標準とする創建ホーム、2×4工法で高気密高断熱を打ち出すマリモハウスが該当します。ガレージは大きな開口があり外気の影響を受けやすいため、家全体の温熱性能が効いてきます。
KOUKENの床面排気のように、換気の設計まで踏み込んでいる会社もあります。冬にガレージで作業したい人は、この観点を優先すると満足度が上がります。
価格の見通しやすさで選ぶ

坪単価45万円台からのドヒハウス、50万円台からのマリモハウス、コミコミ価格を公開しているKOUKENは、予算の見通しを立てやすい会社です。特にKOUKENのように総額を先に出している会社は、資金計画の起点にしやすくなります。
ただし公開価格はあくまで標準プランの数字です。広島では土地側の造成費が乗るため、敷地を伝えたうえでの見積もりで最終判断しましょう。
広島でガレージハウスを建てるときの注意点【筆者の実体験】
ここからは、筆者が自邸を建てたときに実際につまずいた点を紹介します。ガレージハウスは車の出入りが暮らしの中心にあるため、外構と工期の話が特に効いてきます。

建物と外構の工期がずれると車が出せなくなる
筆者の自邸は、建物の引き渡しから外構の着工まで数か月空いてしまいました。その間に梅雨へ入り、庭は土がむき出しのまま泥沼のようになりました。
車を出すたびにタイヤの泥が道路へ落ち、200m以上先の近所の家の前まで汚してしまいました。引っ越した直後で近所付き合いが始まる時期だったため、かなり肩身の狭い思いをしました。砂利を敷いてもらって落ち着くまで、車の出入りが毎回ストレスでした。
ガレージハウスなら車庫の中まではきれいでも、そこから道路までの土間やアプローチが未完成なら同じことが起こります。ガレージ前の舗装をいつ仕上げるのか、建物の工程表とセットで確認しておきましょう。
外構を別会社に頼むと素材や色をそろえられないことがある
筆者は住友林業経由の外構見積もりが600万円を超えたため、外構だけを別の専門業者に発注しました。それほど凝ったデザインを希望したわけではなく、金額に驚いたのが理由です。
ただし建物に使った外壁材はメーカー独自の素材で、外部の業者では取り扱えませんでした。門塀を建物と同じ色でそろえたい場合、その部分だけは建てた会社に頼むしかありません。
ガレージハウスはシャッターまわりと外構が視界に一緒に入ります。どこまでを建物側の工事に含めるかを早い段階で線引きしておくと、あとから統一感で悩まずに済みます。
土地を決める前に地盤と土砂災害リスクを調べる
これは筆者の失敗ではなく、広島で建てるなら先に手を打てる話です。広島市の中心部は太田川の三角州にあたり、もともと低くやわらかい地盤が広がっています。市街地の外側には、斜面を切り盛りして造成した住宅地が連なります。
ガレージは車の重みが床の一点に集中するため、地盤の条件がそのまま費用に跳ね返ります。広島県は土砂災害警戒区域の指定数が全国最多とされており、区域の内外で土地の評価も変わります。
候補地が見つかったら、契約前に「土砂災害ポータルひろしま」や広島市の大規模盛土造成地マップで指定状況を確認しましょう。既存の擁壁がある土地なら、その状態と補修の要否も見てもらうと安心です。
相見積もりと契約書の書き方で自衛する
筆者が外構でつまずいた一因は、契約書の着工日が「建物完成後、速やかに開始」という曖昧な表現だったことです。期限が数字で入っていなかったため、遅れても強く言える根拠がありませんでした。契約時に代金の半分を先に払っていたことも、打つ手を狭めました。
「建物完成から◯日以内に着工」と日数で明記してもらうだけで、立場はまったく変わります。ガレージの仕様変更やオプション追加も、口約束にせず書面へ残しましょう。
- 着工日が「◯日以内」と日数で書かれているか
- 支払いのタイミングが工事の進み具合と見合っているか
- ガレージ前の土間・アプローチがどちらの工事に含まれるか
- 工事が中断したときに備えた住宅完成保証の登録があるか
- 電動シャッターの保証年数と点検の扱い
そもそも1社だけで話を進めると、その金額や工程が妥当かどうかを判断できません。同じ敷地条件で複数社に出してもらえば、相場から外れた提案にも気づけます。

審査を通った会社の中から比較できるサービスを使えば、こうしたリスクはかなり減らせます。まずは複数社のプランと見積もりを取り寄せてみましょう。

広島のガレージハウス会社をまとめて比較する手順
ガレージハウスに対応できる会社は限られる一方、広島市内・呉市・東広島市と拠点は散らばっています。1社ずつ訪ねて回ると、それだけで何週間もかかってしまいます。
そこで使いたいのが、一度の入力で複数社にまとめて相談できる「タウンライフ家づくり」です。広島の条件に対応できる会社から、間取りプランと見積もりを無料で受け取れます。

広島市内か郊外か、予算はいくらか、駐車したい車は何台かを入力します。土地が決まっていれば、間口や高低差も書き添えると精度が上がります。
条件に合う工務店やハウスメーカーから、間取りプラン・見積もり・資金計画が送られてきます。自宅で受け取れるので、展示場を回る手間がかかりません。
本体価格だけでなく、地盤改良や外構がどこまで入った金額かを並べて確認します。条件がそろったところで、相性のよい会社に絞って本格的な相談に進みます。
同じ条件で並べると、各社の価格感と提案力の差が驚くほどはっきり出ます。ガレージハウスのように扱える会社が少ないジャンルほど、この比較が効いてきます。
広島のガレージハウスでよくある疑問に回答
最後に、広島でガレージハウスを検討している方から寄せられることの多い疑問にお答えします。
まとめ:広島のガレージハウスは土地条件と会社選びが鍵
広島でガレージハウスを建てる場合、坪単価はおおむね45万円台〜120万円台です。三角州の軟弱地盤や斜面の造成地といった土地側の条件が総額を押し上げやすいため、建物の坪単価だけで判断すると読み違えます。施工事例の近さ・構造と地盤の考え方・造成費まで含めた総額の3点で比べましょう。
筆者自身、外構を建物と切り離した結果、泥だらけの庭と素材の不統一という形で後悔しました。ガレージ前の仕上げまで含めて誰がいつやるのかを、契約前にはっきりさせておいてください。まずは複数社のプランを取り寄せて、広島での現実的な予算感をつかむところから始めましょう。




