ダイワハウスの木造住宅は後悔する?坪単価と鉄骨との違いを解説

ダイワハウスの木造住宅とは?商品ラインナップと鉄骨との違いを解説

「ダイワハウスって鉄骨のイメージが強いけど、木造も建てられるの?」と気になっていませんか。結論から言うと、ダイワハウスにはxevoGranWood・xevoBeWoodという2つの木造住宅ブランドがあり、坪単価は木造で70万円台〜、主力の鉄骨造xevoΣは坪85万円台〜が目安です。

筆者は家づくりの際にダイワハウスの展示場を実際に訪れて検討した経験があります。ダイワハウスは2027年度をめどに戸建て販売の7割程度を木造にする方針を掲げており、木造への本気度は年々高まっています。

この記事では、ダイワハウスの木造住宅の商品ラインナップや特徴、主力の鉄骨造xevoΣとの違い、住友林業・一条工務店など他社木造メーカーとの比較、後悔しやすいポイントまでわかりやすく解説します。

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目次

ダイワハウスは木造住宅も建てられる|商品ラインナップ一覧

ダイワハウスは売上高トップクラスの大手ハウスメーカーで、鉄骨造のイメージが先行しがちですが、木造の商品ラインも複数展開しています。まずは主要商品を構造別に一覧で確認しましょう。

ダイワハウスの住宅外観
スクロールできます
商品名構造モジュール坪単価の目安特徴
xevoΣ(ジーヴォシグマ)軽量鉄骨造尺モジュール85〜130万円主力商品。大空間・大開口が得意
xevoM3(ジーヴォエムスリー)軽量鉄骨造尺モジュール130万円〜3階建て対応の都市型モデル
xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)木造メーターモジュール100〜148万円木造の上位モデル。国産集成材を使用
xevoBeWood(ジーヴォビーウッド)木造尺モジュール70〜95万円コストを抑えた木造モデル
スマートセレクション(規格住宅)鉄骨・木造–75〜95万円規格プランで費用を抑えやすい
MARE-希-木造・鉄骨・RC–200万円〜完全自由設計の最高級ライン

坪単価は仕様やオプション、依頼する時期によって変動します。あくまで目安として捉え、正確な金額は最新の見積もりで確認しましょう。木造・鉄骨のどちらも扱える点は、ダイワハウスならではの強みです。

ダイワハウスの木造住宅商品を詳しく解説

ダイワハウスの木造住宅は「xevoGranWood」と「xevoBeWood」の2ブランドが軸です。同じ木造でも設計の考え方やコストが異なるため、それぞれの特徴を押さえておきましょう。

xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)|木造の上位モデル

xevoGranWood 建築事例

xevoGranWoodは、ダイワハウスの木造住宅の中で上位に位置づけられる商品です。柱1本1本を構造計算し、独自の接合金物(メタルジョイント)で柱と梁を緊結することで、木造でありながら鉄骨造に近い強度を目指した構造になっています。制震部材「グランブレース」の搭載により、繰り返しの地震にも強さを発揮する設計です。

設計は1,000mm単位の「メーターモジュール」を採用しており、尺モジュール(910mm)よりも廊下や部屋にゆとりが生まれやすいのが特徴です。断熱仕様は等級6が標準で、上位オプションの「ウルトラW断熱」を選べば最高等級の断熱等級7にも対応できます。木材は国産材を中心に使用しており、木の質感を重視したい方に向いています。

xevoBeWood(ジーヴォビーウッド)|コストを抑えた木造モデル

xevoBeWood 建築事例

xevoBeWoodは「メーターモジュールは慣れない」「もう少し価格を抑えたい」という声から生まれた商品です。尺モジュール(910mm)を採用しているため、一般的な家具や建材との相性がよく、価格も坪70〜95万円程度とGranWoodより抑えられています。

構造材には欧州産のホワイトウッド集成材を使用し、コストを合理化しています。基本的な耐震性能や断熱の考え方はGranWoodに準じているため、「木造の基本性能は維持しつつ予算を抑えたい」という方に向いている商品です。

規格住宅・分譲住宅にも木造の選択肢がある

規格住宅の「スマートセレクション」は鉄骨・木造のどちらでもプランが用意されており、坪75〜95万円程度から検討できます。間取りやオプションがあらかじめ用意されているぶん、打ち合わせ回数を抑えつつ木造の家を建てられるのが特徴です。

また、ダイワハウスは建売の分譲住宅事業でも木造化を進めています。もともと鉄骨造中心だった分譲住宅にも木造の選択肢が広がっているため、「注文住宅ほど予算をかけられないが木造の家に住みたい」という方は、分譲住宅もあわせてチェックする価値があります。

主力は鉄骨造のxevoΣ|木造との違いを比較

ダイワハウスはもともと鉄骨造をメインに展開してきたハウスメーカーです。主力商品のxevoΣ(ジーヴォシグマ)と木造のGranWood・BeWoodでは、どのような違いがあるのでしょうか。

比較項目木造鉄骨造
代表商品GranWood・BeWoodxevoΣ
坪単価の目安70〜148万円85〜130万円
断熱等級標準6・上位で7標準6
耐震性等級3に対応等級3に対応
得意な空間木の質感・自由な間取り大空間・大開口
工期やや長め比較的短め

断熱性能の違い

断熱性能そのものは木造・鉄骨造とも標準で断熱等級6を確保できますが、最高等級の断熱等級7に対応できるのは木造のGranWoodです。上位オプションの「ウルトラW断熱」を選ぶことで、外張り断熱と充填断熱を組み合わせた高い断熱性能を実現できます。断熱にとことんこだわりたい方は木造が有利といえます。

空間づくり・開口部の違い

大空間や大開口を実現しやすいのは、鉄骨造のxevoΣです。天井高2m72cm(最大3m16cm)の大空間リビングや、最大幅7m超えの大開口サッシなど、開放的な空間づくりを得意としています。ビルトインガレージのような広い空間を求める場合は鉄骨造が向いています。

一方、木造は木の質感を活かした温かみのあるデザインや、細やかな間取りの作り込みに強みがあります。メーターモジュールのGranWoodなら廊下や水回りにもゆとりを持たせやすく、鉄骨造とは異なる住み心地を求める方に選ばれています。

坪単価の違い

坪単価だけを見ると「木造の方が安い」というイメージがありますが、ダイワハウスの場合は上位モデルのGranWoodがxevoΣと同水準、もしくはそれ以上になることもあります。逆にコストを抑えたBeWoodであれば、鉄骨造より坪単価を下げられる可能性があります。「木造=安い」と単純に考えず、商品ごとの坪単価で比較することが大切です。

ダイワハウスが木造を強化している理由

ダイワハウスが木造ラインナップに力を入れているのには、明確な経営方針があります。背景を知っておくと、今後の商品展開もイメージしやすくなります。

ダイワハウスは2013年にxevoGranWoodを発売し、木造住宅への本格展開をスタートしました。さらに2027年度をめどに、戸建て住宅の販売棟数のうち7割程度を木造にする方針を打ち出しています。これは主に建売の分譲住宅を中心とした戦略で、脱炭素・環境配慮への取り組みの一環でもあります。注文住宅においても、今後さらに木造の商品開発やサポート体制の強化が進む可能性が高いといえるでしょう。

木造・鉄骨どちらを選ぶべきか|筆者の実体験を交えて解説

筆者は家づくりの際、住友林業・大和ハウス・パナソニックホームズ・ミサワホームの4社に実際に足を運んで相談しました。大和ハウスの展示場(主力の鉄骨造モデル)を訪れた際は、高級感はあったものの壁の厚さからくる圧迫感で空間がやや狭く感じ、デザインも自分たちの好みとは少し違うと感じました。

また、起業直後でローン審査への不安を伝えたところ、次回以降の打ち合わせ担当が若手1人だけになったことがあり、対応の質にばらつきを感じた経験もあります。最終的には木の質感や担当者の熱量で住友林業(木造)を選びましたが、大和ハウスは大空間の提案力や構造の安心感という点で、明確な強みを持つメーカーだと感じています。

木造(GranWood・BeWood)が向いている人
  • 木の質感や温かみを重視したい方
  • 断熱等級7など最高水準の断熱性能を求める方
  • 坪単価を抑えつつダイワハウスで建てたい方(BeWood)
鉄骨造(xevoΣ)が向いている人
  • ビルトインガレージなど大空間を最優先したい方
  • 大開口の窓で開放的なリビングを作りたい方
  • ダイワハウスの豊富な鉄骨造の施工実績を重視したい方

筆者のようにハウスメーカーごとに得意分野が異なるため、木造か鉄骨かで迷ったら、まずは両方のプランを見積もってみることをおすすめします。同じダイワハウスでも、商品によって坪単価や住み心地は大きく変わります。

ダイワハウスの木造住宅を検討する際の注意点

ダイワハウスの木造住宅を検討する際は、以下の3点を押さえておくと後悔しにくくなります。

坪単価は仕様・時期で変動する

この記事で紹介した坪単価はあくまで目安です。資材価格や人件費の上昇により坪単価は上昇傾向にあり、地域や依頼するモジュール(GranWood/BeWood)、オプションの有無でも金額は変わります。検討時は必ず最新の見積もりを取得しましょう。

木造で大空間を求めるなら構造の確認を

GranWoodはメタルジョイントによる構造強度が特徴ですが、鉄骨造ほどの大開口・大空間には限界があります。ビルトインガレージや大きな吹き抜けなど、間取りの希望が明確な場合は、設計段階で担当者に実現可能かどうかを必ず確認しましょう。

他社の木造住宅とも比較する

木造住宅を主力とするメーカーと比べると、設計の考え方に違いがあります。住友林業は特許構法「ビッグフレーム構法」による大開口・大空間の設計が強みで、一条工務店は業界トップクラスの気密・断熱性能を追求しています。一方でダイワハウスのGranWood・BeWoodは、鉄骨造で培った構造計算やメタルジョイントによる接合技術を木造に応用している点が特徴で、「木造でも構造の安心感を重視したい」という方に向いています。木造住宅そのもののメリット・デメリットは、以下の記事もあわせてご覧ください。

ダイワハウスの坪単価全体や評判については、以下の記事で詳しく解説しています。

後悔しやすいポイントも事前に確認を

ダイワハウスの木造住宅を検討した人の口コミ・体験談では、いくつか共通して挙がる注意点があります。契約前にチェックしておくと、後悔を避けやすくなります。

契約前に確認しておきたいポイント
  • 気密性能(C値)は公式に数値公表されていないため、気密性にこだわりたい場合は担当者に実測値の有無を確認する
  • もともと鉄骨造中心のメーカーのため、担当者によって木造の提案経験にばらつきがあるという声もある。木造の施工実績が豊富な担当者かを事前に確認するとよい
  • 上位モデルのGranWoodは鉄骨造xevoΣと同水準の価格になることがあり、「木造だから安い」と思い込まず商品ごとの見積もりで比較する

これらはインターネット上の口コミ・体験談で見られる傾向であり、担当営業所や個々の担当者によって状況は異なります。展示場での相談時に気になる点は遠慮なく質問し、複数社のプランと合わせて比較検討することをおすすめします。

ダイワハウスの木造住宅に関するよくある質問

ダイワハウスの木造住宅について、読者からよく寄せられる質問をまとめました。

ダイワハウスは木造と鉄骨造どちらがメインですか?

もともとは鉄骨造のxevoΣが主力商品ですが、2013年にxevoGranWoodを発売して以降、木造住宅の展開も強化しています。2027年度をめどに戸建て販売の7割程度を木造にする方針を掲げており、今後は木造の比重がさらに高まる見込みです。

xevoGranWoodとxevoBeWoodの違いは何ですか?

GranWoodはメーターモジュール(1,000mm)で国産集成材を使用する上位モデル、BeWoodは尺モジュール(910mm)で欧州産集成材を使用しコストを抑えたモデルです。基本的な耐震性能の考え方は共通していますが、坪単価はBeWoodのほうが抑えやすい傾向にあります。

ダイワハウスの木造住宅は断熱性能が高いですか?

標準仕様で断熱等級6に対応しており、上位オプションの「ウルトラW断熱」を選べば最高等級の断熱等級7にも対応可能です。木造・鉄骨造の中でも、最高等級の断熱性能を選べるのは木造のGranWoodです。

ダイワハウスの木造住宅の坪単価はいくらですか?

上位モデルのxevoGranWoodで坪100〜148万円程度、コストを抑えたxevoBeWoodで坪70〜95万円程度が目安です。仕様やオプション、依頼する時期によって変動するため、必ず最新の見積もりで確認しましょう。

木造か鉄骨か迷ったらどうすればいいですか?

木の質感や高い断熱性能を重視するなら木造、大空間・大開口を優先したいなら鉄骨造のxevoΣが向いています。同じダイワハウスでも商品によって坪単価や住み心地は大きく異なるため、両方のプランを取り寄せて比較するのがおすすめです。

ダイワハウスの木造住宅は住友林業や一条工務店とどう違いますか?

住友林業は特許構法「ビッグフレーム構法」による大開口・大空間、一条工務店は業界トップクラスの気密・断熱性能が強みです。ダイワハウスのGranWood・BeWoodは、鉄骨造で培った構造計算やメタルジョイントの技術を木造に応用している点が特徴で、構造の安心感を重視したい方に向いています。

ダイワハウスの木造住宅で後悔しないためのポイントは?

気密性能(C値)が公式に数値公表されていない点、担当者によって木造の提案経験にばらつきがあるという声がある点は事前に確認しておきたいポイントです。上位モデルのGranWoodは鉄骨造と同水準の価格になることもあるため、「木造=安い」と思い込まず商品ごとに見積もりを比較しましょう。

まとめ:ダイワハウスは木造・鉄骨どちらも選べるハウスメーカー

ダイワハウスは鉄骨造のイメージが強いハウスメーカーですが、xevoGranWood・xevoBeWoodという木造住宅のラインナップも持ち、断熱等級7への対応など性能面でも力を入れています。2027年度をめどに戸建て販売の7割を木造にする方針からも、今後さらに木造の選択肢が広がっていくと考えられます。

木造か鉄骨か、あるいはどの商品が自分たちに合っているかは、実際にプランと見積もりを比較してみないとわかりません。木造・鉄骨を問わず複数社のプランを無料で一括取得できるタウンライフ家づくりを使えば、効率よく比較検討を進められます。

スマホで間取り図を見ている手元
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