ダイワハウスの企画住宅を解説!坪単価・メリット・注文住宅との違い

ダイワハウスの企画住宅を解説!坪単価・メリット・注文住宅との違い

「ダイワハウスの企画住宅って何?注文住宅とどう違うの?」と気になっていませんか。ダイワハウスでは「Smart Made Housing」というブランドで企画住宅(規格住宅)を展開しています。坪単価は約85〜100万円で、完全注文住宅より11〜18%安く建てられる点が人気です。

実際にダイワハウスの注文住宅の約半数がこの企画住宅で建てられています。筆者も大和ハウスの展示場に足を運び、直接相談した経験があります。大手の品質をコスパよく手に入れたい方に注目されている商品です。

この記事では、ダイワハウスの企画住宅の商品ラインアップや坪単価、注文住宅との違い、メリット・デメリットまでわかりやすく解説します。

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目次

ダイワハウスの企画住宅とは?Smart Made Housingの概要

ダイワハウスの企画住宅は「規格住宅」とも呼ばれます。プロの建築士が設計した間取りや仕様の中から選んで建てるスタイルです。2024年7月から「Smart Made Housing」というブランド名で展開されています。

そもそも企画住宅(規格住宅)とは?

企画住宅と規格住宅は同じ意味で使われる言葉です。あらかじめ建築士が設計した間取りプランの中から、自分の暮らしに合うものを選んで建てる方式を指します。完全自由設計の注文住宅と建売住宅の中間に位置する建て方です。

間取りの自由度は制限されますが、そのぶん価格を抑えられます。工期が短い、打ち合わせ回数が少ない、プロ設計で失敗しにくいなどのメリットもあります。最近は大手ハウスメーカー各社が規格住宅に力を入れており、品質も年々向上しています。

Smart Made Housingの特徴

Smart Made Housingは「自由設計と規格住宅のいいとこどり」がコンセプトです。従来のウェブ限定商品「Lifegenic(ライフジェニック)」から進化した位置づけで、選べるプランの幅が大きく広がりました。

プロの建築士500人が考え抜いた間取りプランは2,300通り以上。外装パッケージ13種類とインテリアパッケージ10種類を組み合わせると、15万通り以上の住まいが実現できます。「規格住宅=画一的」というイメージを覆す選択肢の豊富さが魅力です。

構造は鉄骨造「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」と木造「xevoBeWood(ジーヴォビーウッド)」の2つから選択可能です。どちらも注文住宅と同じ品質・性能・保証が適用されます。平屋プランも用意されているため、幅広いニーズに対応しています。

なお、ダイワハウスには「自由設計」の完全注文住宅も別に用意されています。間取りを一から設計士と相談しながら決める方式で、xevoΣ・xevoBeWood・xevoGranWoodが該当します。

この自由設計で培った性能・仕様をベースに、プランをあらかじめ用意したのが企画住宅です。価格と打ち合わせ負担を抑えたい方に向いています。「こだわりの自由設計か、コスパの企画住宅か」で迷ったら、両方のプランを見比べるのが近道です。

ダイワハウスらしいシャープなデザインの都市型住宅外観

ダイワハウスの企画住宅の商品ラインアップと坪単価

ダイワハウスの企画住宅は「スマートセレクション」と「スマートデザイン」の2商品に分かれています。それぞれカスタマイズの自由度と価格帯が異なります。自分に合う商品を選ぶために、違いを押さえておきましょう。

スマートセレクション(規格住宅)

スマートセレクションは、用意されたプランからそのまま建てる完全規格型の商品です。坪単価は約85万円で、ダイワハウスの中では最も手頃な価格帯です。間取りの変更はできませんが、内装や設備の選択は可能です。

太陽光発電システム4kWが標準装備されている点も大きなメリットです。さらにカスタマイズしたい場合は「マイスタープラン(坪単価約95万円)」にアップグレードすれば、壁の移動や収納の追加など小規模な変更にも対応してもらえます。

スマートデザイン(セミオーダー住宅)

スマートデザインは、建物の基本形状や玄関位置は固定しつつ、それ以外を変更できるセミオーダー型の商品です。坪単価は約95万円で、スマートセレクションより約10万円/坪高くなります。

キッチンを対面式からアイランド型に変えたり、和室を洋室にしたりといった柔軟な変更が可能です。マイスタープランなら坪単価約100万円で、さらに細かな要望にも対応してもらえます。「規格住宅では物足りないけど注文住宅ほどの自由度は要らない」という方に最適です。

商品別の坪単価を一覧で比較

ダイワハウスの企画住宅と完全注文住宅の坪単価を一覧で比較します。

商品名タイプ坪単価目安
スマートセレクション規格住宅約85万円
スマートセレクション マイスタープラン規格住宅+約95万円
スマートデザインセミオーダー約95万円
スマートデザイン マイスタープランセミオーダー+約100万円
xevoΣ(完全注文住宅)フルオーダー約100〜130万円
xevoBeWood(完全注文住宅)フルオーダー約120万円
xevoGranWood(完全注文住宅)フルオーダー約140万円

企画住宅なら完全注文住宅と比べて坪単価で25〜55万円ほど安く抑えられます。ダイワハウスの坪単価の詳細は以下の記事で解説しています。

ダイワハウスの企画住宅と注文住宅の違いを比較

「企画住宅と完全注文住宅、結局どちらがいいの?」と迷う方は多いです。両者の違いを価格・自由度・工期の3つの観点で比較してみましょう。

比較項目企画住宅(スマートセレクション)完全注文住宅(xevoΣ)
坪単価の目安約85万円約100〜130万円
設計の自由度プランから選択(中程度)完全自由設計(高い)
工期の目安約3〜5ヶ月約6〜12ヶ月
打ち合わせ回数少ない(5回前後)多い(10〜20回)
住宅性能注文住宅と同等最高水準
保証初期30年・最大60年初期30年・最大60年

価格は11〜18%安くなる

最も大きな違いは価格です。企画住宅は完全注文住宅と比べて建物価格を11〜18%ほど抑えられます。たとえばxevoΣの完全注文住宅で4,000万円かかる場合、スマートセレクションなら約3,200〜3,500万円で建てられる計算です。

この価格差が生まれる理由は、設計の標準化による効率化です。プランが決まっているぶん設計費や打ち合わせコストが下がります。品質を落として安くしているわけではない点は安心できるポイントです。

設計の自由度は制限される

企画住宅では間取りの大幅変更はできません。スマートセレクションは基本的にプランどおりの間取りになります。スマートデザインなら小規模な間取り変更には対応できますが、構造に影響する変更は注文住宅扱いとなり追加費用が発生します。

ただし2,300通り以上のプランがあるため、「選択肢が少なくて困る」というケースは少ないでしょう。むしろ「選択肢が多すぎて迷う」という声もあるほどです。

工期は大幅に短縮できる

企画住宅の工期は約3〜5ヶ月で、注文住宅の約6〜12ヶ月と比べて大幅に短いです。設計の打ち合わせ回数が少ないぶん着工までの期間も短縮されます。「賃貸の更新が近い」「子どもの入学に間に合わせたい」など、スケジュールに制約がある方にとって大きなメリットです。

ダイワハウスの企画住宅を選ぶメリット5つ

ダイワハウスの企画住宅には、価格面だけでないさまざまなメリットがあります。ここでは特に大きな5つのメリットを紹介します。

完全注文住宅より11〜18%コストを抑えられる

前述のとおり、企画住宅は設計の標準化で注文住宅より11〜18%安く建てられます。ダイワハウスは「坪単価が高い」というイメージがある大手ですが、企画住宅なら坪85万円から建てられます。

浮いた予算を外構工事やインテリアに回せるのも嬉しいポイントです。「大手の安心感がほしいけど予算は抑えたい」という方に最適な選択肢といえます。

注文住宅と同じ性能・保証が受けられる

Smart Made Housingは規格住宅でありながら、注文住宅で採用していた高い性能をそのまま搭載しています。具体的には以下の性能が標準で備わっています。

企画住宅の標準性能
  • 断熱等級6(内外ダブル断熱)
  • 耐震性能(エネルギー吸収型耐力壁 D-NΣQST搭載)
  • ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)標準対応
  • 初期保証30年・最大60年の長期保証
  • 24時間365日対応のサポートデスク

「安いぶん性能が落ちるのでは」と心配する方もいますが、ダイワハウスの企画住宅は性能を犠牲にしていません。断熱等級6の標準装備により、年間光熱費を約7万円削減できるという試算もあります。

工期が短く早く入居できる

企画住宅の工期は約3〜5ヶ月で、完全注文住宅の半分以下に短縮できます。設計プランが決まっているため、打ち合わせから着工までの準備期間も短いです。「早く新居に引っ越したい」という方にとって大きなメリットでしょう。

プロ設計の間取りで失敗しにくい

Smart Made Housingの間取りは、500人の建築士が過去の実績をもとに考え抜いたプランです。生活動線や収納配置が最適化されているため、家づくり初心者でも大きな失敗を避けやすくなります。

注文住宅では「こだわった間取りにしたのに実際は使いにくかった」という後悔が起きることもあります。企画住宅なら実績のある間取りをベースにするため、そうしたリスクを減らせます。

打ち合わせの負担が少ない

完全注文住宅の打ち合わせは10〜20回ほどかかることがあります。間取り・外装・内装・設備の一つひとつを決めていくため、共働き世帯や子育て中のご家庭には大きな負担です。

企画住宅なら打ち合わせ回数を大幅に減らせます。プロが厳選したパッケージから選ぶため、「決めることが多すぎて疲れる」というストレスがありません。筆者自身も4社の打ち合わせを並行した経験がありますが、回数の多さには正直苦労しました。企画住宅ならその負担を軽減できます。

ダイワハウスの企画住宅を選ぶデメリット3つ

メリットが多いダイワハウスの企画住宅ですが、デメリットもあります。契約後に後悔しないよう、事前に把握しておきましょう。

間取りの大幅変更は注文住宅扱いになる

企画住宅の最大のデメリットは、間取りの自由度が制限されることです。スマートセレクションでは基本的に間取り変更ができません。スマートデザインでも構造に関わる大幅な変更は注文住宅扱いとなり、価格が上がります。

「リビングを2階にしたい」「吹き抜けを作りたい」など特殊な間取りを希望する場合は、最初から完全注文住宅を検討したほうがよいでしょう。

オプション追加で予算オーバーのリスク

企画住宅は標準仕様でも十分な性能ですが、打ち合わせを進めるうちに「キッチンをグレードアップしたい」「床材を無垢材にしたい」とオプションを追加したくなるケースがあります。

1つひとつの追加費用は小さくても、積み重なると当初の見積もりから数百万円アップすることもあります。「標準仕様でどこまで含まれるか」を最初にしっかり確認し、予算の上限を決めておくことが大切です。

こだわりが強い人には物足りない

「世界に一つだけのマイホームを作りたい」「設計士と一緒にゼロから考えたい」という方には、企画住宅は物足りなく感じる可能性があります。2,300通り以上のプランがあるとはいえ、完全自由設計の柔軟さには及びません。

家づくりのプロセスそのものを楽しみたい方は、完全注文住宅のほうが満足度は高いでしょう。一方で「家の性能と快適さが大事で、間取りにそこまでのこだわりはない」という方には企画住宅がおすすめです。

ダイワハウスの企画住宅の坪数別総額シミュレーション

「結局、総額でいくらかかるの?」という疑問にお答えするため、スマートセレクション(坪単価85万円)を基準に坪数別の総額をシミュレーションしました。総額は本体価格の約1.3倍(付帯工事費・諸費用込み)で算出しています。

電卓と家の模型で住宅費用を計算するイメージ
延床面積本体価格(坪85万円)総額目安(×1.3)
25坪(約83㎡)2,125万円約2,760万円
30坪(約99㎡)2,550万円約3,320万円
35坪(約116㎡)2,975万円約3,870万円
40坪(約132㎡)3,400万円約4,420万円

延床面積の目安は、25〜30坪が夫婦・3人家族向けの2LDK〜3LDKです。35坪前後は4人家族向けの3LDK〜4LDK、40坪以上は書斎や収納も加えた4LDK以上が一般的です。実際の間取りはプランによって異なるため、気になる坪数のプラン例を取り寄せて確認するのがおすすめです。

同じ坪数で完全注文住宅(xevoΣ・坪単価100〜130万円)を建てた場合、坪単価の上限130万円で試算すると35坪の本体価格は4,550万円、総額は約5,900万円です。企画住宅なら約2,000万円もの差が出る計算になります。

ただし外構費用は上記の総額に含まれていません。外構は100〜300万円が相場ですが、ハウスメーカー経由だと高くなりがちです。外構費用も含めた予算計画を立てておきましょう。

複数のハウスメーカーから間取りプランや見積もりを取り寄せて比較すると、適正価格がわかりやすくなります。

スマホで間取りプランを確認する手元

実際にダイワハウスに相談した筆者の体験談

筆者は住友林業・大和ハウス・パナソニックホームズ・ミサワホームの4社に足を運んで相談した経験があります。そのなかで感じた大和ハウスの印象をお伝えします。

展示場を見学する夫婦のイメージ

大和ハウスの展示場で感じた印象

大和ハウスを訪問した理由は、売上高が日本トップクラスという規模への信頼感でした。大手なら倒産リスクも低く安心だと考えたからです。展示場に入ると高級感はしっかりありました。

ただし鉄骨造ならではの壁の厚さから空間がやや狭く感じました。デザインも筆者の好みとは少し合わず、「ゴテゴテしている」という印象を受けたのが正直な感想です。展示場の家は土地込みで1億円以上と聞いて、価格の高さにも驚きました。

企画住宅なら印象が変わったかもしれない

筆者が相談した当時はまだSmart Made Housingが本格展開される前でした。もし当時、坪85万円から建てられる企画住宅の存在を知っていたら、印象はだいぶ変わっていたかもしれません。

最終的に筆者は住友林業で建てましたが、4社を比較して強く感じたのは「実際に話を聞いてみないとわからない」ということです。カタログや口コミだけでは伝わらない空気感や担当者の人柄がありました。ダイワハウスの評判については以下の記事でも詳しくまとめています。

ダイワハウスの企画住宅が向いている人・向いていない人

ここまでの内容を踏まえて、ダイワハウスの企画住宅が向いている人と向いていない人を整理します。

企画住宅が向いている人

こんな人におすすめ
  • 大手ハウスメーカーの安心感がほしいけど予算は抑えたい人
  • 共働きや子育てで打ち合わせに時間をかけられない人
  • 間取りよりも住宅性能や保証を重視する人
  • 早く新居に入居したい人(工期を短縮したい人)
  • 家づくりで大きな失敗をしたくない人

企画住宅が向いていない人

注文住宅のほうが合う人
  • 間取りをゼロから自由に設計したい人
  • 外観や内装デザインに強いこだわりがある人
  • 家づくりのプロセスそのものを楽しみたい人
  • 時間をかけてじっくり理想の家を追求したい人

自分がどちらに当てはまるか迷ったら、まずは複数社から間取りプランと見積もりを取り寄せて比較するのがおすすめです。企画住宅と注文住宅の両方のプランを見比べることで、自分に合う建て方がはっきりします。

テーブルに複数社のカタログが並ぶイメージ

ダイワハウスの企画住宅に関するよくある質問

企画住宅と規格住宅は同じ意味ですか?

はい、同じ意味です。どちらもあらかじめ用意されたプランから選んで建てる方式を指します。ダイワハウスでは「規格住宅」「セミオーダー住宅」という呼び方を使っています。

スマートセレクションとスマートデザインの違いは何ですか?

スマートセレクションはプランをそのまま建てる完全規格型(坪約85万円)、スマートデザインは基本形状以外を変更できるセミオーダー型(坪約95万円)です。自由度と価格のバランスで選びましょう。

ダイワハウスの企画住宅で平屋は建てられますか?

はい、建てられます。Smart Made Housingでは鉄骨造・木造ともに平屋プランが用意されています。2,300通り以上のプランの中に平屋の選択肢が含まれています。

企画住宅の保証は注文住宅より短いですか?

いいえ、保証内容は注文住宅と同じです。構造躯体と防水の初期保証が30年、定期点検を受けることで最大60年まで延長できます。24時間365日のサポートデスクも同様に利用可能です。

旧商品のLifegenic(ライフジェニック)はもう選べませんか?また坪単価は現行商品と同じですか?

Lifegenicは2024年1月にスマートセレクションへ移行し、単体では選べません。旧商品の坪単価は公式に公表されていませんが、後継のスマートセレクションは坪約85万円からです。現在はSmart Made Housingブランドの商品(スマートセレクション・スマートデザイン)から選ぶ形になっています。性能やプラン数は旧商品より大幅にアップグレードされています。

まとめ:ダイワハウスの企画住宅はコスパ重視の家づくりに最適

ダイワハウスの企画住宅「Smart Made Housing」は、大手の品質と保証をコスパよく手に入れたい方に最適な選択肢です。最後にこの記事のポイントを整理します。

この記事のまとめ
  • ダイワハウスの企画住宅は「Smart Made Housing」ブランドで展開
  • スマートセレクション(坪約85万円)とスマートデザイン(坪約95万円)の2商品
  • 完全注文住宅より11〜18%安く、工期も3〜5ヶ月と短い
  • 断熱等級6・耐震性能・30年保証など、注文住宅と同じ性能
  • 間取りの大幅変更はできないが、2,300通り以上のプランから選べる

企画住宅が自分に合うかどうかは、実際にプランや見積もりを見てみないと判断できません。ダイワハウス以外のハウスメーカーの企画住宅とも比較することで、より納得のいく選択ができます。タウンライフ家づくりなら、複数社の間取りプランと見積もりを無料で一括請求できます。

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